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2005年07月11日

妹の手料理を食べて考えた

 この週末は子どもたちと妹の家に泊まりにいった。母も近くなので、みんなで夜ご飯と朝ご飯を一緒に食べる。以前はまったく料理をしなかったけれど、「料理の本を買うのは好きなんだ」といっていた妹が、最近はほぼ自炊しているという。和食が好きな妹なので、私に比べて味は全体に薄め。柔らかいほんわかした味でなかなか。子どもたちも「ウチの味とはまた違っておいしい!」と喜んでた〜くさん食べる。人に作ってもらうって最高の幸せ。夜も朝も極楽気分の私。
 で、食べていてまた考えてしまった。

 ウェブ上の仕事って、自分で作って自分で撮影してファイルを送るという作業だし、広告や雑誌の仕事では、バタバタと撮影してしっかり試食してもらうことが多いとはいえないし、テレビなんて、作ったそばから捨てられちゃうし、食の探偵団のワークショップでは40人とかいう大人数で純粋な料理教室とは違う、、というわけで、こちらが心をこめて作ったものを、誰かにじっくり食べてもらう、というのが、対家族以外にあまりないのがどうもちょいとストレスになっている気がしてしまったのです。
 もちろん週末とかに友達をよんでの食事というのはあるのだけれど、最近、夫が「おれ、これ作りたいから」というのが多く(ストレスがたまるとひたすら料理に走る人なので)、「あの人に食べてもらいたい、だからこんな素材を使って、こんなふうに料理して、メニューは、、、もりつけは、、、」といったことを何日かかけて考えるといったことを、私はもしかしたら随分していないんではないかと、ハタと気が付いてしまったのです。というか、実は春にかなりウツっぽかったのも、そういうことに起因しているんではないか、、、とウスウスは感じていたんだけれどね。私は昔から料理を介して人とつながることに幸せを感じるタイプ。秋からでもまた、月に1回でもいいから、料理教室はじめようかな。みんなの顔が見える8人くらいまでで、一緒に料理して、食べながらおしゃべりして、、、。どうも私にはそれが大切な時間なんだって、思えてきているのでありました。。

投稿者 yukako : 2005年07月11日 11:35

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