第二次世界大戦後、過度経済力集中排除法により三井財閥はまさしくバラバラに企業分割されました。その後、講和条約発効により旧三井財閥の名で呼ばれていた集団内に結束の機運が高まり、三井系企業は新しい形で結ばれていきます。
同じくして、「三井各社間の総合的な連絡・親睦の役割を果たすグループの機関紙」発行を要望する声を受けて、三井各社の強力な支持のもと、昭和28年4月3日に本邦唯一のグループ広報紙を発行する新聞社として産声をあげました。
『三友新聞』
毎週木曜日に発刊されるウイークリーのグループ内広報紙です。三井グループ各社の企業動向、人事異動、製品、福利厚生、各種クラブ活動のほか、グループ内のスポーツなどを中心に、各分野の特集記事など幅広く最新情報を提供しています。平成20年4月3日に創刊55周年を迎え、通刊2,694号を発行しました。
『三井グループ』
三井グループの歴史、グループ内各機関,企業概略、国内関連企業、国内各地で三井系企業により構成される「三友会」、三井の年表などを掲載した簡便な三井のハンドブックです。グループ内各社で社員教育の資料としても好評を得ています。隔年で発行しています。
『三友職員録』
三井グループ各社にその関連企業を加え、役員から課長代理までの全役職員の住所録で、日常業務に広く活用されています。 |