三越(石塚邦雄社長)の地域特産商品がこのほど、グリーン家電普及促進事業「エコポイント」制度の交換商品に選定された。エコポイント制度は省エネ家電や地上デジタル放送対応型テレビの普及を目的として進められている政府の経済対策の一つ。家電を省エネ達成率で段階別に評価し、それに応じたポイントを購入者に付与、購入者は選定された「交換商品」の中から取得ポイントの範囲内で希望するものを申請することができる。第一次の交換対象商品では、交通機関のプリペイドカードや商品券、地域活性化に繋がる地域産品など約270件が選定された。
三越は通年のカタログギフトで食品を中心とした地域の特産品や伝統工芸品を販売しており、今回、その中からさらに厳選した商品「全国47都道府県の地域産品」カタログがエコポイントの対象となった。掲載商品は「ふかひれの姿煮」(宮城県)や「米沢牛ロースステーキ」(山形県)、「江戸切子ペアタンブラー」(東京都)など全国の特産・伝統工芸品。47都道府県(47品目)の名産をエコポイント5,000点と1万点の二コースに分け、計94商品を用意した。
三越ではエコポイントの利用開始日と合わせて7月1日から交換対象商品カタログを
ホームページ上に掲載している。