三井広報委員会は11月10日、東京・日本橋の三井別館で、プロ野球守備の名手に贈る「第38回三井ゴールデン・グラブ賞」受賞選手を発表した。同賞は卓越した技術によりチームに貢献した「守備のベストナイン」を表彰するもの。選考は新聞社、通信社、テレビ局、ラジオ局のプロ野球記者として5年以上現場での取材を担当している108社304名の記者の電子投票によって行われ、投票率は過去最高の98%だった。
今年は、セ・リーグでは、巨人のゴンザレスが投手部門で外国人選手として初受賞。捕手部門では史上3人目となる失策ゼロの谷繁(中日)が4回目の受賞。2塁手の荒木(中日)と遊撃手の井端(中日)は6年連続受賞、外野手では巨人の松本が育成ドラフト入団選手として初の三井ゴールデン・グラブ賞受賞となった。パ・リーグは6名が初受賞、日本ハムからの7名受賞は1992年に西武から8名が受賞して以来の記録。金子(日本ハム)は遊撃手として最年長記録(34歳0カ月)となった。表彰式は11月30日に都内のホテルで開催される予定。
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