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vol.6 大陸横断寝台列車編

  
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予定は未定?!

オーストラリアのビザの期限が残り少なくなりました。時間がすぎるのが、なんて早いんでしょう・・・。
旅立つ前に、ぜひ大好きなオーストラリア大陸「横断」を!と意気込んできたものの、実際に乗りこんだ電車は大陸「縦断」方面の長距離列車。我ながら、自分の「うろうろぶり」に苦笑です。

大陸横断寝台列車「銀河鉄道」

この電車'The Ghan'はシドニーからアデレードへ、そしてアデレードから大陸を縦断するように中心の砂漠地帯へと、2泊の旅をしていきます。

この寝台列車は別名「銀河鉄道」。
なるほど、日が暮れて車内の明かりを落とせば、どこまでも広がる大地は漆黒の闇。
車窓からは無数の星、手が届きそうに大きなオリオン座が、まるで電車を追いかけてくるようで・・何度となく、電車ごと空を飛んでいるような錯覚に陥いりました。

GoGoキャンプ

列車の終着駅アリススプリングスに到着し、アウトバックキャンプツアーに申込みをしました。
参加者はノルウェー4人、オランダ4人、ドイツ5人、イギリス2人、日本からは私一人。そしてオージーのツアーガイド一人・・国際色豊かな仲間です。
私たちをのせた4WDのミニバスは、どこまでも続く青空の下、地平線まで続きそうにまっすぐな道を疾走していきます。

オアシス初体験

毎日毎日、どこまでも見渡す限りの荒涼とした大地です。
舗装されていない道路で、私たちをのせたミニバスのエアコンが壊れました・・・!
湿気が少ないので、まつわりつく暑さは感じませんが、飲んだ水は瞬時に汗に。汗は流れる暇もなく乾き、砂煙で何もかもが赤茶に染まり、血が沸騰しそうです。
モウロウとしてきた私たちをガイドがいざなってくれたのは、巨岩の間に涌き水を満々と湛えた淵でした。
煮立った体を水に沈めると、水深20メートルの遥か下の方で魚の影がゆらめき、岩の頂上近くではロックワラビー(カンガルーの仲間)が私たちを覗きこみ、木立の中へ消えて行きます。その上には、雲が青空を流れて・・これがオアシス。

みんな、ありがとう

荒々しい自然に皆ではしゃぎ、夜にはテントも使わず満天の星空の下、いろんな事を話ながら眠り、朝日と一緒に起きました。・・1週間なんて、あっという間です。
一人旅の私を皆が気遣ってくれたので、毎日、毎日が本当にありがたく楽しかった旅。その分、別れのせつなさは倍増します。
「うろこ、応援してるからね。自分の人生を、胸をはって楽しみつづけなさいネ。」
その言葉に思わず抱きつき号泣・・。
そして私は、自分の旅を続ける気持ちを新たにしました。

よっしゃ!次は、ハワイだ!


(Magazine Queen 2000/11/28  vol.号 より)



カタジュタ・英語名 Mt.オルガ。
雲の広がりが、空と大地の雄大さを物語ってくれています。



ロストシティと呼ばれる風景。
どこまでも、本当にどこまでも広がる岩たち
と空・・。



キャンプ仲間のオランダ組とうろこ。
シャッターのタイミングに間に合わず
あわてているのが、
一番にぎやかだったオジサン。



私たちがよろこんで泳いだ砂漠のオアシス・涌き水の淵。
水深20メートル、
水温18度・・。


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