vol.3 南アフリカへのフライト

  
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 ポッサムです。香港よりコンニチハ!

 大好評をいただいているこのコラム、読者のみなさまより「飛行機の中ってどうなってるの?」「ファーストクラスってどんな感じ??」などなど、沢山のご質問をいただいています。そこで今日は、機内の様子やクルーなどの様子を交えて、先日の南アフリカへのフライトの様子をお伝えします!

オーストラリア・ローンのビーチ

 南アフリカ、ヨハネスブルグへ。香港から約12時間半の夜のフライトです。

 この便は日本人利用客が多いので、日本人クルーは3人乗務。わが社の日本人クルーは全員で400人ほどいるので、最近では珍しいことではありません。

 ポッサムの今回の仕事は、ファーストクラスのアテンダントと日本語アナウンス。全12名のお客様。満席ではあるけれど私とギャレーパーサーの2人で12人のお客様を担当するので、ゆっくりと落ち着いてサービスできるのがうれしいですね。

 わが社保有の飛行機は、ファーストクラスの座席が180度ベットのように倒れますが今回はあいにくエアバスA340-300の古いタイプ。座席がベットのようにならない為、常連さんから苦情がきてしまいました。

 う〜ん、でもこればかりは、私たちのサービスではどうにもならないもの・・・。その他のところで精一杯、フォローするしかないですね。

 ファーストクラスは、その名の通り、とびきりのアメニティが揃っています。寝具は羽根布団に羽毛枕。パジャマとスリッパも用意しています。お化粧品などグルーミングキットもブランドものですし、映画も、好きな時間にすきなものを見ることができます。お食事だって、選択肢が豊富で、しかも好きな時間にとれるんですよ。私もお客の立場として利用したことがありますが、ぐっすり眠れて非常に快適です。

トルコにて

 さて、今回のような12時間フライトの場合、最初のサービスが終わったところ(大体2時間くらい)でスタッフは2つのグループに分かれて休憩を取り始めます。

 私は、後のほうのグループになったので、最初のグループが休んでいる間、コックピットクルーに食事を持っていったり、お客様の残りのキャビア、サラダ、チーズを軽くいただきました。本当はこれにワインかシャンペンがあったら最高だけど(笑)、ヨハネスまでガマンガマン。

 夜の便なので、ほとんどのお客様がお休みに。けれど私たちは、安全のため、30分おきに見回りをします。それ以外はあまり仕事がなく眠気がやってくるので、コックピットクルーとおしゃべりしたり、夜景を見たり、お互いに眠気をさますように工夫をしています。

 あと、眠気や冷えに効果的な暖かいペパーミントティーも、ガバガバ飲みます。またお医者様に一日2リットルのお水を飲むように言われているので、美容と健康の為、とにかく私は、水分をとることを心がけています。タフで健康第一の仕事なので、他のクルーもみんな、いろいろなことを試しているようですよ。

 そして4時間後にやっと、私たちの休憩時間になります。エアバスは機体のやや後ろに乗務員休憩所があります(ドアがあって別空間になっています)。開けると下の階段があってベッドが8個。おのおのライトがついてカーテンもあってプライベートな空間です。パジャマに着替え、コンタクトを取って、リップクリームとハンドクリーム、ラベンダーオイルをちょっと塗ってさあおやすみなさい!!ラベンダーオイルを塗るとより熟睡できるので、フライトには必須のアイテムです。

 起床後は、着陸前の最後のサービス。約2時間、お食事や飲み物のサービス、アナウンスなど、また忙しい時間がやってきます。

 そうそう、帰りのフライトでは、ちょうどマダガスカル上空で月食が見れました。地上では見られない光景です。キャプテンがアナウンスするとお客様が左窓に集まってデジカメで撮ったりとちょっとしたハプニングになりました。

 いかがでしょうか、私たちの仕事の様子、お伝えできたでしょうか?このほかにご質問等ございましたら、ポッサムあてにメールくださいね。

 それではまた来月お会いしましょう!

2001年7月31日マガジンQueen掲載

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