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びっくりアメサモ生活習慣・新年編
皆様あけましておめでとうございます!世界で一番のんびり年明けを迎えるエリアにあるアメリカンサモアでは、日本より20時間遅れて新年を迎えました。
ドゴォン!ドゴォン!お祝いの爆音が、山に港に響いております。エ、爆音?ええ、どう考えても、爆竹や花火のような軽やかな音ではありません。それもそのはず、サモアンが本物の爆弾を使っているのです。昔、一部の漁船がマグロを網に追い込むなどの目的で使っていた爆弾(事故が多かったこともあり、ほとんどの船ではもう使用していません)を安く買い受け、花火代わりに・・・ドッゴォオン!うわ、今のは近かった!
さて、いきなり爆弾で新年を祝ったアメリカンサモアのお正月は、ゆっくり朝寝をした後、バーベキューで祝います。鶏肉(部落中を自由に駆け回っている鶏たち)、七面鳥のしっぽ、それから大きな「パンの木」の実が網の上でゴロゴロ、ジュウジュウ。お兄さんたちがヤシの実を割ってクリームを搾り出し、お母さんがマグロのココナツクリームあえ・オカに腕をふるい、小さな子供たちはお父さんと一緒にパパイヤ、バナナを庭や山から調達して来ました。お父さん、バイリィマというサモアの地ビールでニッコリご機嫌。
ゆっくり食事をしてたっぷり昼寝、目が覚めたらおめかしをし、教会へ向かいます。女性はプレタシと呼ばれるツーピース、男性はYシャツにネクタイ、それからポケットつきのラヴァラヴァ、男女ともに白のものが盛装です。ラヴァラヴァは腰に巻きつけるだけの大きな一枚布で男女共通の日常着ですが、ポケット付のものは男性のスーツにあたるそうです。
教会から賛美歌が聞こえ始めたころ、ゴインゴインと鐘が鳴り、棒切れを手にした怖い顔の人たちが通りに立ちました。夕方6時をすぎ、SAタイム(サ・タイム)の始まりです。SAタイムは毎日6時頃から20分間ほど、仕事の手を休めてお祈りをするための時間帯で、みんな家に入るか、座らなければいけません。ちなみにこのSAタイムを知らせる鐘は、プロパンガスの空きボンベにペンキで色をつけたもので、適当な立ち木にくくりつけてあります。見張り番は棒切れでその空きボンベ、イエ、鐘を叩いてSAタイムを告げ、にらみを効かせてみんなが部落の決まりを守るよう見回ります。
では私もおとなしく座ることにして、アメリカンサモアのおもしろ生活習慣、続きはまた次回!
皆さんの一年が、うれしい日々でありますように! |