マグロ姉さんの南の島へ移住日記

こんにちは、マグロ姉さんです。1966年ヒノエウマ生まれ、2000年に世界周遊の
格安エアチケットを見つけて会社を辞め、住まいもたたんで日本を飛び立ちました。
ニュージーランドへ渡ってオーストラリア、ハワイ、うろうろ。
(当時、「ウロコのOL辞めて地球一周の旅」の連載をしてた「うろこ」が私です)。
こんな私のお送りする南の島への移住生活、お楽しみに〜!

 
   


玄関の前にお墓を作る、その訳は… 

  みなさんこんにちは。マグロ姉さんです。ジャングル暮らしの悲喜こもごも・度重なる虫刺されが原因で、全身くまなく湿疹だらけになりました。かか、痒いッ!しまいにはマブタの裏まで痒くなり、途方に暮れるとはこういうことかと実感しました。

 そんな中、仕事がらみの駆け足スケジュールではありますが、ハワイと日本に立ち寄るチャンスができました。久しぶりの故郷日本は…分刻みで正確に運行される電車や街のリズム、溢れんばかりの目新しい商品、ああ、文明大国。そして私は浦島太郎。住んでいた時には当たり前だったものの何もかもが新鮮で、新鮮に感じる自分に驚きました。苦しんでいた痒みは、友人の助けもあって手当てができ、ハワイで用事を済ませているうちに症状も快方にむかい、ホッと一息。皮膚の疾患というものは、 体の不快感とともに精神的な負担も大きいものなんですね。
 
 さて、ドタバタと帰ってきた米領サモア・ツツイラ島はハロウィンの季節を迎えていました。ヤシの木にハロウィンの飾りつけも不思議な光景ですが、何よりも不思議な光景といえば、家の前にドカンと設置されていることが多い、お墓…。玄関を出たすぐ脇だとか、庭の真ん中だとか、時にはガレージの中だとかに、堂々とお墓が設置されているんです。タイルやセメントで装飾はしてあるとはいっても、この島は土葬をするので…墓の大きさは「棺おけ」そのまま。しかし子供たちは集って遊び、大人は寝そべり、天気がよければ人々はその上に洗濯物を並べだし…。うーん。

 ご近所さんいわく「見張りがしやすい場所にお墓を設置しているんだよ、誰かに家族の遺体を食べられないようにね」。エエッ?か、家族を食べられるっていうのは、一体?!

 よくよく話を聞いてみれば、その昔サモアは近隣諸島のトンガなどと戦っていた歴史が長く、当時は墓荒しもよくあることだったとか。家族のつながりを大切にするサモアンが、亡骸を家の近くで守ろうとした名残が慣習になっている…ということのようですが、その上に洗濯物を干したり寝そべるのは、まあ、うーん、いやはや、深く考えないのが米領サモア・ツツイラ風。

 追伸:一度は快方に向った湿疹がぶり返し、ストッキングをかぶった銀行強盗みたいな顔になりました。ハロウィンシーズンにはちょうどいいけれど、相棒が戻るまでには治ってほしい女心のマグロ姉さんです(さて、どうなる!?)。

 皆さんと私の毎日が、素敵な日々でありますように。

一時帰国の際、Queen事務所を訪れた
マグロ姉さん!

日本の美味しいケーキにニッコリ

突然の登場にスタッフ一同興奮!

 


右の黄色い壁が、私が使っている家です。
左手のジャングルの根元は、
大家さんの家族のお墓。
ああ、ジャングルの中に住む私。



おじいちゃんのお墓で遊ぶ子供たち。
後ろの十字架も、家族代々のお墓だそ うです。



普段は閉ざされている米軍基地で、
ハロウィンの仮装大会がありました。
今日ばかりはオバケや魔女が主役です。
凝った衣装にビックリ。



仮装大会の趣旨には関係なく、
お姫様ドレスの女の子たち。
あ、忍者のかっこをしている男の子もいます。
忍者はオバケじゃないけれど…
みんなかわいいから、まあいいか。

 
2005年11月