マグロ姉さんの南の島へ移住日記

こんにちは、マグロ姉さんです。1966年ヒノエウマ生まれ、2000年に世界周遊の
格安エアチケットを見つけて会社を辞め、住まいもたたんで日本を飛び立ちました。
ニュージーランドへ渡ってオーストラリア、ハワイ、うろうろ。
(当時、「ウロコのOL辞めて地球一周の旅」の連載をしてた「うろこ」が私です)。
こんな私のお送りする南の島への移住生活、お楽しみに〜!

 
   


やって来ました嵐の季節&マグロ姉さん、ドコへ行く… 

  皆様、こんにちは!米領サァモア・ツツイラ島で2回目のサイクロンシーズンを迎えてしまったマグロ姉さんです。

 この島に来る前には、「ツツイラ島がサイクロンの被害を受けるのは、10年に一度くらいだよ」などと言われていたのですが、去年も今年もこの時期に嵐の多いこと! よくよく思い出して見れば、この情報元は…マグロ漁船ダイアナ嬢のオーナーです。船長です。相棒の機関長です。嗚呼、誰一人、この島に住んでいるわけではありませんね。んもう!信じた私が悪かったッ(遅いですって? …おっしゃるとおりでございます)。

 ところで、この島には毎日の天気予報はありません。サイクロンが近い時だけ、割り込みで天気の状況を伝えてくれます。でも、これがまた、泣けてくるほど大雑把。放映される画像は、オフィスにあるパソコンです。オジサンがモニターに表示される雨雲を、ケシゴム付きHBエンピツの背中で指しながら「サイクロンはこんな感じで進むハズ。そう、こぉんな感じ、多分」…とことん、ノンキ。

 だいたい、このオジサンもデカイんです。テレビ画面の大半を彼の巨体が占めていて、パソコンのモニターすらよく見えない。ああ、もうッ!しかも、大写しのオジサンが「キケンです。強烈な風と雨です。気を付けるように。とにかく、十分、気を付けるように」と、厳かにしめくくって、はい終わり。き、き、気をつけるって言ったって…キーッ!

 しかし我に帰れば、周りでは近所の皆さんが淡々とサイクロンを迎える準備を進めています。そうです、そうなのでした。もしも嵐が激しくなれば、停電・断水・道路の分断、なにが起きるかわかりません。万が一のために買出し、水の汲み置き、窓の修理、わー、怒っている暇などなかったのでしたッ!

 そのパニックの最中、相棒から電話がありました。

 「2月の終わりに、シンガポールで会えそうだけど、来られる?」

  「ハイハイハイハイ、どこでも行きます、行きますよー! でも、もうすぐ嵐が来るらしいので、また後でね!」

 嵐は、ほんの数時間で去りました。雨上がりの清涼な風の中、フと我に返った頭の中によみがえるのは、先ほどの電話。そう言えば私、シ…シ…シンガポールまで会いに行くとか、言ってたかァ?

 パニック中だったので、ウカツに返事をしちゃいましたよッ!(ナニをやっているんだって? …おっしゃるとおりでございます)。

 皆様の毎日が、素敵な日々でありますように!(そして私は無事に相棒に会えますように)


大事な主食のバナナが嵐で倒れましたが、
実は無事でした。



雨が降っても外遊び。
大きいことがステータスのサモアンも、
少女のうちはスリムです。



この島の民家の大半はトタン屋根ですから、
はがれやすいのです。危ない…。



ニワトリたちがトラックの荷台に集まって
羽を乾かしだすと、嵐も終わり。

 
2006年2月