| 嗚呼、遠洋漁業恋愛・異国で再会編
みなさんこんにちは、マグロ姉さんただいまシンガポール、です。シンガポールのチャンギ空港で捕まえたタクシーに乗るなり、大興奮!「うわ、タクシーにメーターがついているッ!うおー、高層ビルだッ!ヒョーッ!信号機、久しぶりッ!」久しぶりの文明にアドレナリン大放出の私に、タクシーの運転手さんが笑いながら聞きました。「アンタ、どこの南の島から来たんだい?」「米領サモアのツツイラ島よ」「ありゃ、本当に南の島からかい。オジサン、からかおうと思ったんだけどねぇ…」
イキナリ漫才みたいな会話で始まった私のシンガポールステイ。ここシンガポールでは、相棒が乗っていた漁船の管理会社が、造船会社の施工ミスに対して裁判をおこしているのでした。相棒はその漁船のエンジンに誰よりも詳しいので証人として呼ばれ、雑用係りが必要なので私も呼んでいただいた、というわけです。なぁんだ。もっとロマンチックかつ個人的な理由でシンガポールに呼ばれたのかと思っていました。でも、漁船の管理会社にチケットを買って戴いたので、ここで文句は言いますまい。
それにしても、長い道のりでした。ツツイラ島を後にし、ハワイで乗り換え後、成田を経由し台北でもう一度乗換えて、ようやく到着したシンガポールです。ホテルにチェックインをしたらホっとして、まさしく気絶。…家を出てから、36時間たっていました。
翌日、相棒が到着しました。待ちに待った感動の再会…のヒマもなく、相棒は弁護士さんと漁船の管理会社のスタッフにより、拉致。彼らは裁判の準備のためにホテルの会議室へ直行、そのまま缶詰。私はといえば、彼らに頼まれた買い物に走ったり、両替をしたり、街中を走り回ってドタバタ。いやはや、しかし、シンガポールは便利ですね。玉ねぎを見つけるのさえ一苦労な島にいた私にとっては、何もかもが、…懐かしい!この便利さ加減は、まるで東京にいるみたいな感覚ですが、ビル街の谷底に寄せ合う屋台たちからはエスニックフードの香りが漂い、運河の向こうではマーライオンが水を吐き…。ああ、やっぱり旅先っていいですねぇ!
などと旅心を満喫している気持ちに、ふと疑問がよぎりました。相棒の機関長、あんな顔をしていたんだっけ? …あまりにも会わない時間が長すぎるので、再会の後はいつでもギコチないのですが、今回は機関長の顔が違う…なんだか、アゴが腫れていたような…。(続く)
皆様の毎日が、素敵な日々でありますように! |