マグロ姉さんの南の島へ移住日記

こんにちは、マグロ姉さんです。1966年ヒノエウマ生まれ、2000年に世界周遊の
格安エアチケットを見つけて会社を辞め、住まいもたたんで日本を飛び立ちました。
ニュージーランドへ渡ってオーストラリア、ハワイ、うろうろ。
(当時、「ウロコのOL辞めて地球一周の旅」の連載をしてた「うろこ」が私です)。
こんな私のお送りする南の島への移住生活、お楽しみに〜!

 
   


地震!?それとも、ポルターガイスト…。 

 みなさんこんにちは、マグロ姉さんです。このところ、南太平洋地域で地震が多いですね。被災地域の方々に心からお見舞い申し上げます。
 私がいるツツイラ島は、トンガ海溝の端に位置していますから(日本ほど頻繁ではありませんが)時々、揺れを感じます。
 
 先月初め、夜明け前に大きな揺れで起こされました。家がきしむ音、ゴーッと低い不気味な地鳴り。元々きちんとサイズの合っていない窓ガラスが一枚、落ちました。イカン!飛び起きて「地震だ、地震だよォッ!」と叫びつつ飛び出した私。目の前の部落は…

 …静かなものでした。真っ暗です。誰一人、目すら覚ましていないようでした。この部落だけでなく、ここから見えるどの集落も見事に真っ暗。一件も灯りをつけた家は見えません。当然、誰も外に出ていません。部落にいる犬たちは心細げに集まり、ニワトリたちは興奮して高い声を出していましたが、人間は熟睡。熟睡です。私一人が「大きい揺れ」に飛び起きて、家から飛び出したのでした。日本だったらご近所さんと「大きかったですね」の一言もありそうですが、ああ、ここはツツイラ島。地震のニュース速報すらありません。

 そもそもご近所の皆さん、普段から地震を信じません。昼間揺れても「地震だッ!今、揺れたよ!」と騒ぐ私を「ハハハ、誰か踊ってたんじゃないの?」と笑い飛ばすだけなんです。誰かが踊っていたと言われれば、妙に納得してしまうこの環境(何しろ皆さん、平均体重120kg)はさておき、結局、今回は私が寝ぼけたんだろうという結論に。ポルターガイストだったのか…?

 しばらくして、アメリカ本土発のニュース番組を見てみました。すると、朝の地震が大きな扱いになっています。震源は近くのトンガ海域、しかも「マグニチュード8」。うわっ!やっぱり地震だったし、…大きいッ!それでもみんな、「この島は揺れなかった」の一点張りです。「津波が来たらどうするんですかっ」「ジャパニーズは心配性だ」…嗚呼!

 ところで、3日後の新聞に「トンガ近辺で地震があった。南太平洋広域に津波警報が出たが、解除された」とありました。もちろん、警報地域にこの島の名前もありました。「い、い、今更、遅いでしょうがッ!」新聞の紙面に怒る私を、またもやご近所さんが笑っています。

どうかこの、のんきでタフな人々が地震の怖さを早く学んでくれますように。
いえ、願わくば、大きな地震が来ませんように。

皆様の毎日が、素敵な日々でありますように!


地震で倒壊した家?!…ではなく、
去年11月に壊しかけて途中でやめた 家、
まだそのまま(なぜか便器も健在)。



物に動じぬサモアン夫人
ファレ(壁なし家)でくつろぐニカさん、25 歳。
うーん、太刀打ちできぬ迫力が既に…。


「特別戦術緊急部隊」の車が
パパイヤの木の下に。
事件発生ではなく、ただ 家に乗って帰って
きちゃっただけだそうです。


のんきなのは人間だけではありません。
野良猫、屋根裏で熟睡です。
屋根の つくりがカンタンなので、
風通しがいいんでしょうね…。



 
2006年6月