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2005年12月16日
L’ESTASI
ここのところ昼は家でラーメンが多いと書いたすぐ後なんだけれど、今日は、六本木ヒルズのイタリアンL’ESTASI で。同じ入り口から入るサドレルの方はそれなりの予算が必要だけど、こちらはカジュアルライン。今日はお疲れさまの会だったこともあり、ピザの2500円コースではなく、3500円のコースをチョイス。前菜はカジキマグロのカルパッチョ(プチトマト、生の金針菜、ベビーの蕪がのっていた)、パスタが鹿肉のラグー、メインは魚をチョイス(スズキのパン粉焼き)、デザートはカラメル風味のふわんとしたケーキとフルーツのタルト、飲み物はカプチーノをチョイス。前菜とともにスプマンテ。メインとは白ワインをグラスで。
前菜は量がしっかり。生の金針菜は先日もあるレストランで出てきたっけ。歯ごたえがいい感じ。パスタが選べないのはちょっと残念。鹿のラグーはおいしかったけど。メインの肉はボリートミスト(相棒がチョイス)。もともと家庭料理のようなものだから、色合いは地味。事前にサドレルの料理本を見ていたので、その色彩感あふれる料理を期待していた私としてはちょいとがっかり。中にあったごぼうが、西洋ごぼうサルフィシのようで普通日本のものにくらべてアクが少なく歯ごたえも柔らかだった。スズキのパン粉焼は皮がパリッ、身はふわっとした感じの焼き上がりでなかなか。でも、前菜にもパスタにもメインにもプチトマトが入っているってのはどうなのかなあ、、。
あの場所と雰囲気とサービスとでこの値段でランチが食べられるのは悪くないというのが感想ではある。スプマンテの冷え具合とかはばっちり。だけどパンはふつ〜う。あたためてもいないし。正直なところ、「お〜ッウマッ」というのはひとつもなかった。コンセプトは「現代のイタリア」ということらしいのだが、メニューもとくに新鮮な感じじゃないし、「?」かな。サドレルはミラノでミシュランの2つ星をとっているというので期待していたのだけれど、やっぱりもうちょっとがんばってL'ESTASIでなくてサドレルに行くべきであったか?それともランチではなくて、アラカルトをとるべきだったか(アラカルトのメニューはなかなかそそられるものが多かった)。
投稿者 yukako : 2005年12月16日 20:35
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