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女性のための漢方的体質チェックリスト
体質改善 薬膳レシピ
気虚体質の方にオススメ
お手軽参鶏湯(サムゲタン)
材料
4人分
朝鮮人参 10g(乾燥輪切り→薬局で分けてもらう)
或いは、生のもの小1〜2本。輪切りの乾燥下朝鮮人参は健康食品として薬局等で販売されています。輪切りがなければ、ティーバッグに入った高麗人参茶でも構いません。生の高麗人参は韓国食材屋さんや、通販でも購入可能です。
鶏肉(手羽もも肉) 8本
ニンニク 3片
天津甘栗 8個
蓮の実 10個
もち米 40g
ナツメ 4個
5カップ
少々
胡椒 少々
キムチ・ねぎ(輪切り)等 少々(お好みで)
作り方
1. もち米はさっと洗って水をきっておく。ナツメ、蓮の実は水に半日ほどつけて、戻しておく。
ニンニクは皮をむいておく。甘栗は皮をむいておく。ナツメは洗っておく。
鶏肉は骨に沿って切り込みを入れ、骨から肉が離れやすくしてから、小さじ1/2の塩を揉み込んでおく。
2. 材料を全て土鍋に入れ、始めやや強火でアクを取り、その後蓋をして弱火で2時間ほど煮る。
吹きこぼれないように気をつける。時々鍋を空けてみて途中で水が少なくなりすぎたら水を足していく。
3. 鶏肉が箸でも切れる程度に柔らかくなったらできあがり。(味の決めてとなる、鶏肉はなるべく品質のよいものを)
4. 器に盛り、お好みで、塩胡椒やねぎなどをかけながらいただく。キムチを入れても美味しい。
ワンポイントアドバイス
味の決め手となる鶏肉は品質の良い安全な物を選びましょう。岩塩・粗塩等ミネラルが豊富なお塩が合います。
蓮の実の代わり、ぎんなんに変えても大丈夫です。気血の両方が不足している人は、松の実やクコの実も合います。(湯飲み茶碗にお湯を入れ洗ったクコを入れ、電子レンジ30秒で戻せます。松の実は軽くフライパンで煎る)
陰虚体質のかたがこのスープを飲む場合、キムチはなるべく我慢しましょう。
隠虚体質の方にオススメ
白菜と豚肉の白ごま豆乳スープ
材料
4人分
白菜 8枚
豚肉 150g
鶏ガラスープの素 小さじ1
白ごま 小さじ2
胡麻ペースト 大さじ1
味噌 大さじ4
4カップ
少々
豆乳 1カップ(甘みなどが添加されていない物。スゴイダイズというブランドのものがお勧め)
くこの実 20粒
作り方
1. 白菜と豚肉は一口大に切る。
2. くこの実は洗い、水で戻しておく。(水で戻す場合は一晩。急ぐ場合は水を入れた容器にクコを入れ電子レンジで1分)
3. 鍋に水と白菜を入れ、沸騰したら鶏ガラスープの素と豚肉を加え、アクを取りながら白菜が柔らかくなるまで煮る。
4. 豆乳を加え、沸騰する直前で火を止める。味噌と胡麻ペーストを溶かし加える。
5. 再度加熱し、沸騰する前に火を止める。
6. 器に盛ってくこの実を飾る。
ワンポイントアドバイス
気虚もある人は椎茸やジャガイモを足してもよいですし、血虚のある人は黒胡麻に変えて作るともっと良いです。
このレシピには特に体を暖めすぎたり冷やしすぎる物は入っていません。ただ、水の代謝が落ちている痰湿タイプのかたがこのスープを飲む場合は、ハトムギを加えたり、白菜を多めにすることをオススメします。白菜にはお通じをよくし、利尿作用を良くする効果があるとされています。
血虚体質の方にオススメ
ほうれん草のポタージュ
材料
4人分
ほうれん草 80g(1/2束)
玉ねぎ 1個(薄切り)
ジャガイモ 1個(薄切り)
水(ジャガイモ用) 100ml
水(スープ用) 300ml
小麦粉 小さじ1
コンソメ 1個半
ローリエ 1枚
生クリーム 大さじ4
胡椒 少々
白ワイン 大さじ2
カレー粉 少々(香り付け)
300ml
作り方
1. 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、ひとつまみの塩を加え、ほうれん草を根元から入れ、強めの火でさっと火を通す。色が綺麗な緑色に変わったところで、冷水にさらし(流水に5,6分)、ザク切りにし、絞ってよく水気を切る。
2. 玉ねぎは薄切りにし、バターでじっくり炒める。途中小麦粉を茶こしでふるい、焦げないように木じゃくしで混ぜながら炒める。なじんだら大さじ2のワインを加える。水分が蒸発して全体が黄金色になってきたら火を止める。
3. ジャガイモは薄切りにし、ひたひたの水100ml、ワイン大さじ2とローリエを加え茹でる。ジャガイモが透き通って来たら火を止め、ローリエを取り出す。
4. 「1.2.3.」を全て、フードプロセッサーにかけ、ペースト状にする。
5. 4を鍋に戻し、コンソメと水300mlを加え、一煮立ちしたら火を止める。
6. 胡椒とカレー粉を少々加える。お好みで生クリームを掛ける。
ワンポイントアドバイス
全ての体質の方が飲んでも大丈夫なスープです。特にほうれん草は血を補うので、血虚体質の方に推薦しました。ジャガイモが気を補い、玉ねぎが余分な水分を出します。カレーが気血の巡りを良くするなどバランスが取れたスープです。
生クリームは痰湿の人にはあまりオススメでは有りません。
気滞体質の方にオススメ
酸辣湯(サンラータン)
材料
4人分
木綿豆腐 60g
豚ロース肉・薄切り 60g
ゆでたけのこ 60g
干ししいたけ 2枚
黒きくらげ(もどしたもの) 6枚
春雨 30g
赤ピーマン 1/4個
4カップ
えのきだけ 60g
鶏ガラスープ 小さじ1
えのきだけ 60g
A 老酒 大さじ3
  塩 小さじ1/2
片栗粉 大さじ1/2
1個
黒こしょう/ラー油 適量
黒酢 大さじ2 (火を止めてから足す)
追加分 大さじ2
三つ葉(または香菜) 適量
作り方
1. 木綿豆腐、豚肉、たけのこ、もどした干ししいたけ、きくらげ、赤ピーマンは細切り、えのきだけはザク切りにする。春雨はお湯で戻し、10cmの長さに切る。
2. 鍋に豚肉・たけのこを入れひたひたの熱湯で一煮立ちさせ、お湯を捨てる。水2カップ、鶏がらスープ、しいたけ、春雨を入れてサッと煮立てる。
3. (2)に(1)の木綿豆腐、ピーマン、きくらげ、えのきだけ、水2カップと老酒・塩を加えて味を整え、水溶き片栗粉でトロミをつけ、溶きほぐした卵を流し入れる。
火を止めたら、大さじ2のお酢を加える。その後加熱しないこと。
4. スープを盛りつけこしょう・ラー油を加え三つ葉を飾る。
お好みでお酢を一人当たり大さじ1/2程加えると風味が増す。
ワンポイントアドバイス
血も滞っている人は血の巡りを良くする黒木耳の量を増やしたり、蟹と生姜を加えてもよいでしょう。陰虚体質の方がこのスープを飲む場合、辛み、特に唐辛子の量を調整してください。
痰湿体質の方にオススメ
トウモロコシとハトムギのポタージュ
材料
4人分
コーン缶(クリーム) 1カップ (小1缶=250g)
3カップ
鶏ガラスープの素 大さじ1
大さじ1
玉ねぎ(みじん切り) 1/4個
ハトムギ 20g
1個
かたくり粉 大さじ1/2
塩・胡椒 各少々
薄口(白)しょうゆ 少々
作り方
1. ハトムギは良くこすり合わせるように研ぎ洗い、半日ほど水に浸けておく。
3%の塩水で弱火〜中火の火加減で30分茹でる。ゆであがったらお湯を捨てる。
2. 玉ねぎはみじん切りにし、油を敷いたフライパンで、透き通るまで焦げないよう強すぎない火で炒めておく。
3. 鍋にAを入れ、中火で4-5分煮る。塩・胡椒、白醤油(なければ薄口醤油)で味を整え、倍量の水で溶いた片栗粉でとろみをつける。
4. 溶き卵を鍋に少しずつ流し入れ、一息おいて大きく2-3回かき混ぜる。
5. ハトムギを加えて火を止め、1分ほどふたをして蒸らす。
6. 器に盛ってできあがり。
ワンポイントアドバイス
トウモロコシのひげやハトムギにはむくみを取る作用があり漢方薬としても使われています。トウモロコシの薬効も同様です。玉ねぎは体の老廃物を外に出す働きがあります。
ハトムギは上記の処理をしたあと、炊きたての御飯と混ぜて一緒に蒸らしても良いです。冷えてむくみやすい人や湿疹に悩む方にはオススメです。
お血体質の方にオススメ
ブイヤベース
材料
4人分
オリーブオイル適量 大さじ2+大さじ1 合計大さじ3程度
Aワイン 200ml
 トマトペースト 5g
 ローリエ 1枚
 水 2−3カップ(材料が隠れる程度に)
真鱈 2切れ
蟹(ワタリガ二) 250g
海老 8尾
あさり 20個
セロリ 2本(葉の部分を除く)
にんじん 1/2本
ニンニク 2片
たまねぎ たまねぎ
塩(ハーブソルト等) 適量
小麦粉 少々
作り方
1. たまねぎは薄くスライス、にんじん、セロリは千切りに。
海老は背わたと足を除き軽く塩をふりワインにつけておく。
真鱈には軽く塩こしょうをし、小麦粉を振る。
2. オリーブオイル大さじ2を敷いた鍋にみじん切りのニンニクを弱火で炒め香りをす。
真鱈の表面に軽く火を通し、火が通ったら取り出す。
あさりを加え白ワイン(100ml)かけて蒸し煮に。蓋が開いてきたら火を止めておく。
3. 別の鍋にオリーブオイル大さじ1を加え、残りの野菜を弱火で焦げないよう炒める。
野菜が透き通ってきたら、あさりの蒸し汁、Aと蟹を加え15分煮込む。
最後に海老を加え、火が通ったらアサリを加えて火を止める。
4. 最後に塩こしょう等で味を調える。
ワンポイントアドバイス
気虚もある方はジャガイモを入れたり、キノコを入れるとよいでしょう。
気滞もある方はトマトやセロリを多めに入れたり、好きな香りのドライハーブを加えて多煮込むと更によいです。
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