Vol.31 2005/06/23 http://jqueen.com/shokuiku/
今週のレシピ 特集 プレゼント 編集後記
rie: minaさん、もう見ましたー?このマクドナルドのチラシ
mina: 見てない。どれどれ、『ファーストフード。そのおいしさや安心はスローにつくられています。』
rie: 風景写真といい、地方の特産物のチラシのようでしょ?
mina: なるほど。こうきましたか、マクドナルド。広告代理店よ、あっぱれ!といったところですね(笑)
“ファースト”というのはあくまでも提供までの時間を意味し、商品は、こだわりを持って作られた安心な食材で作られている“スロー”フードなんですよっ!て訴求したわけね。
rie: サカイさんも食育本として推薦された『ファーストフードが世界を食いつくす』でも、ファストフード産業の闇の部分が暴かれているし。イタリアのローマでマクドナルド第1号店が開店するにあたり、イタリアの食文化を壊すと議論になり、そこから発祥したとされる「スローフード活動」も、かなり日本でも広まっていますしね。ブームを意識してのことでしょう。
mina: 食育同様、スローフードという言葉そのものは認知されてきたけれど、本当の意味で理解している人は少ないと思う。日本では、近年食を取り巻く問題が続き、食への感心が高まってる時であり、脚光を浴びたのでしょう。ただ、「本物」「こだわり」「安心」というイメージがスローフードにふりかかっちゃったため、キャッチコピーとしてやたらに使われるようになってきたのは、困ったことですね。
rie: 日本の食文化を大切にした、旬と地域の特産素材を使ったお料理。時間もかけ、手間をかけ....そういうものを毎日作りたいのが理想。でも、現代社会はともかくせわしなく、時間が足りなく...。加えて、お料理もできず、お金もなかったらと考えると、難しいところですねー。
mina: ほんとうに。イタリアのスローフード協会では、夏に「味の週間」として、普段はお金もなくファーストフード一辺倒の若者に、一流店でグラスワインつき食事が格安で提供されるという機会を作ってるんですって。さすがイタリア!!本当の味というのを、親が教えるのが難しくなっている時代だけに、こうした試みが日本でもほしいところです。
金目鯛の簡単蒸し物 レシピはこちら
金目鯛の簡単蒸し物
「かがやく瞳にあなたが映る」

いろいろな料理ができる金目鯛は、一年中出まわり、手に入りやすく、おいしい魚です。特に、12月から3月の旬の時期には、脂がのってとてもおいしくなります。また、身がやわらかく、クセのない白身ですので、小さい子どもやお年寄りにも食べやすい魚です。

金目鯛といえば、その名の通り、キラキラ光る大きな瞳が特徴です。「まぁ、おいしそう」と大きな瞳を見つめれば、そこにはあなたが映っています。もう1つの特徴といえば、プリッと引き締まった朱色のからだです。この色は、アスタキサンチンという色素で、エビやカニ、鮭などにも含まれています。

近頃、アスタキサンチンが注目されている理由は、動脈硬化などの生活習慣病を予防する抗酸化物質にあります。抗酸化物質の働きには、多くの期待や関心が集まっていますが、まだまだ調べなければならないことも多く、たくさんとれば良いというものでもありません。目の色を変えて、抗酸化物質に飛びつくよりも、金目鯛の皮もしかり、食べものを丸ごといただくことが大切なのです。

レシピ提供:サカイ優佳子
賢脳の秘密:土澤明子

 土澤先生コラム「食育に科学とロマンを」 


■その12 Stop!ダイエット

 今年から中学校で働く私が、最初に驚き、悩んだことは、小学校に比べて「牛乳」の飲み残しが多いことでした。とくに、3年生の飲み残しの多さが気になりました。そこで、何人かの生徒に牛乳を飲まない理由を尋ねてみると、その多くの答えは「太るから」でした。このように「牛乳を飲むと太る」と思い込んでいる生徒に、「牛乳を飲んだからといって太るわけではないし、今ダイエットする必要はない」ということを、どうしたら理解してもらえるのか。私はとても悩んでいます。

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頭がよくなるかも!?プレゼント  

無農薬栽培&フェアトレードコーヒー「ピースコーヒー」

特定非営利活動法人 ピース ウィンズ・ジャパンが運営するオンラインショップ「ピース ウィンズ・ショップ」のフェアトレード商品「ピースコーヒー」グアテマラ産と東ティモール産1袋250g(粉)を各3名様にプレゼント。

フェアトレードは、ただ資金的援助をするのではなく、適正な価格で商品取引を継続することで、相手国の持続的な生活向上を支えることを目指す活動です
。あなたも国際貢献を身近なところから始めてみませんか?

 「ピースコーヒー」1袋250g(粉)グアテマラ産 3名様
                   東ティモール産 3名様

   ★商品の詳細についてはこちら

   ご応募はこちら  ※締め切り 2005年7月7日(木)

我が家の5歳のメスのシェパードが、3月に二度目の出産をしました。新潟里帰り出産で(笑)11匹も産みました。そのうち、4匹をつれてすぐに我が家にもどってきたのです。ベビーといえど大型犬なので、すごい食べっぷり。本来、温めた牛乳でドッグフードをふやかしたものが餌となるのですが、親のお肉やチーズを横取りして食べちゃう。牛乳が大好きで毎日5匹で2リットル。結構な出費で泣きましたわ。結局、1匹づつもらわれ、先週最後の1匹もいなくなりました。3ヶ月なのに18キロもあったベビーたち。我が家にこなかった子犬は、ニ周りぐらい小さいそう。牛乳・チーズの威力はやはりすごいようです (mina)

次回のレシピは新連載『セレブな離乳食』をお届けします。

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