Vol.54 2006/4/30 http://jqueen.com/shokuiku/
mina: rieさん、このイラスト知ってます?

rie:

ええ、厚生労働省と農林水産省が作成した、食事バランスガイドのイラストですよね。最近ではスーパーのチラシとか、よく目にするようになりましたね。
mina: さっすが〜!そうです、これを見れば、1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいかが一目瞭然。
rie: 回転することでバランスを保っている“コマ”をイメージして、食事のバランスが悪くなると倒れちゃうんだよーと表現してるんですね。また、回転を運動と連想させ、運動しないと安定しないということも意味していてるんでしょ。ホントよくできてます。
 
mina: 実は、こども病院の先生より「戦後、おかず食いを奨励した事により、現在では不足しがちになってしまっている炭水化物の摂取を心がける事など、もっと基本的な『食育』の意味を考えた記事を載せてください」というメールをいただいたのですよ。
このあたりの詳しいお話は、後日、専門の先生にインタビューをして、ご紹介するつもりです。ですが、 まずはメルマガで炭水化物の大切さをお伝えしたいなーと。

rie:

なるほど。それでこのイラストが登場したのですね!わかりやすいですもんね。
mina:

そうでーす!知らなかった人もいるでしょうし、知っていた方もおさらいとして読んで下さいね。
バランスガイドでは、成人(女性と活動量が低い男性)の場合で、想定エネルギーを2200kcal程度として、バランスのいい組合せを表しているのです。グループごとに、どの程度食べたらよいかは、SVという単位で示されています。もっとも、年齢・性別・活動量で摂取量は変わるのですが、あくまで目安です。

【主食(ごはん・パン・麺など)】<5〜7つ(SV)>
毎食、主食は欠かせません。主菜、副菜との組合せで、適宜、ごはん、パン、麺を組み合わせます。
【副菜(野菜・いも・豆・海藻など)】<5〜6つ(SV)>
日常の食生活の中で、どうしても主菜に偏りがちになることが多いので、できるだけ意識的に主菜の倍程度(毎食1〜2品)を目安に十分な摂取を心がけます。
【主菜(肉・魚・卵料理・大豆食品など)】<3〜5つ(SV)>
多くならないように注意。特に油を多く使った料理では、脂質及びエネルギーの摂取が過剰に傾き易くなります。
【牛乳・乳製品】<2つ(SV)>
毎日コップ1杯の牛乳を目安に摂取。
【果物】<2つ(SV)>
毎日、適量を欠かさず摂るように。

毎日、どのグループの食べ物を『どのくらい(SV)』とっているかをひかえておいて、これと比較してみましょう!自分の食事バランスの良し悪しを知ることができますね。

rie: 男性は副菜5〜6つ、果物2つがキツそうですね。
mina:

食育Webサイトで、今までご紹介してきたレシピがカテゴリ別に掲載されているので、是非活用ください。

▼食事バランスガイド
詳細図 http://www.maff.go.jp/food_guide/kaisetsu.pdf
動画  http://www3.gov-online.go.jp/gov/tsushin_flash/200509/f_food_guide_s.swf

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ピーナッツ&バナナ風味の落とし焼き レシピはこちら
ピーナッツ&バナナ風味の落とし焼き
「食べ過ぎ注意報、発令中」

 ピーナッツは、血や肉となってからだをつくるタンパク質や熱になってからだを動かす脂肪、からだの調子をととのえるビタミン、ミネラルが豊富です。なかでも、過酸化物質ができるのを抑えるビタミンEとレスベラトロールというポリフェノールの一種が注目されています。レスベラトロールは、肌色のピーナッツを包んでいるえんじ色の渋皮に含まれていますから、皮を剥かずに食べましょう。

 特色豊かなピーナッツは、エネルギーも豊かです。だから、食べすぎれば肥満につながります。間食のエネルギー量の目安は、大人で1日約200カロリーです。それは、ピーナッツにするとおおよそ40粒。これは、袋から直接食べていると、あっという間に食べてしまう量です。ですので、ピーナッツを食べる時には、お皿に移して食べましょう。

 また、消化がされにくい食べものなので、よく噛まなかったり、食べ過ぎたりすれば、胃に負担をかけてしまいます。くれぐれも食べ過ぎにはご注意下さいまし。

レシピ提供:サカイ優佳子
賢脳の秘密:土澤明子

  土澤先生コラム「食育に科学とロマンを」 

 

■その21 :春、ただいま発芽中

「新しい学年になると、新たな活動が始まります。小学校では、高学年になると委員会やクラブに所属し、ワクワク、ドキドキしながら、たくさんのことを学んでいきます。新学期早々新4年生のA子さんが、かわいらしいピンクのレースのブラウスと、フリルのスカートを風になびかせながら「料理クラブ」に入れたと、大喜びで報告にきました。

▼つづきはこちら

先日、息子の中学で校外学習の日がありました。お昼は、キャンプ場で班にわかれてカレーを作ったそうです。材料もお米もカレー粉も隠し味も自由。学年で味を競うコンテストが開催され、みごと息子の班のカレーが優勝。大喜びで帰ってきて「今まで食べたカレーの中で一番おいしかった☆」ですと。空気のよい郊外で、みんなで作ったカレーを食べたら、そりゃおいしいでしょ〜よ。(mina)

さて、先月の読者プレゼント『キレイ&元気のための「漢方」+「薬膳レシピ」』の当選者は、京都市の花の子ルンルンさんと、三重県のきょうちゃんさんに決まりました。おめでとうございま〜す! 書籍は本日発送いたしました。どうぞお楽しみに!

次回のレギュラー編は『テンペ』を使ったレシピをお届けする予定です。
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