Queen Home_edu
TOP PAGE
レシピ
コラム
レポート
食育BOOK
おいしいBlog
メールマガジン
プロフィール
リンク
華麗なる食育リーダーズ
TOP > 華麗なる食育リーダーズ
松平悠公子さん
松平悠公子さん
日経BP社
ecomomプロデューサ


 
松平悠公子プロデューサ
中央大学法学部卒。日経BP社入社後、コロンビア大学大学院に留学し、ジャーナリズム・ビジネスを専攻。帰国後、「日経ビジネス」副編集長を経て、現職に。
Magazine

ecomom
ecomom winter 2005
「はじめよう!家族と自然にやさしい暮らし」をコンセプトにしたLOHASマガジン。
購読料・送料ともに無料!
読者登録はこちら から。

 「子供を産むと、フェーズが変わりますね。自分より子供が大事になり、環境問題にも目覚めるようになる。“生活”というより“暮らし”という言葉がしっくりくるような毎日になりますね。」

 今回取材をお願いしたのは、雑誌ecomomのプロデューサとして活躍されている松平さん。ご自身の子育ての楽しさ・苦労話からはじまり、ecomomへの想い、食育について、ご家族について等など、いろいろなお話を聞かせてくださいました。


次世代への思いやり、やさしさを提案する雑誌に

 ビジネスマン対象の雑誌に長く携わってこられた松平さんですが、ecomomの読者は30〜40代のお母さんたち。180度違う視点からの雑誌作りとなったわけですが、子供を産み育ててみて感じること、大切にしていきたいと思うこと等をecomomで表現し、発信できることに、おもしろさを感じているといいます。

「子供のいる家庭で、完璧にスタイリッシュな生活をキープするのは難しいですよね。壁には行事が書き込みできるカレンダーがかけてあったり、台所には、使い慣れた道具が手の届くところにおいてあったり。かっこよさより便利さが優先されているし、そこに家庭の暖かさがでている、そういう暮らしだと思うのです。」

 そんなイメージが形になって、誌面には暮らしが降り積もっているような台所、誰の家にもある調味料で作るおうちごはん、おばあちゃんの知恵袋などが登場し、ほんわかとあったかい雰囲気が溢れています。
 エコロジーがテーマの雑誌というと、科学の進歩で手に入れることができた快適さを捨て、地球のために不自由を我慢しようよ!と訴えるようなイメージがあります。でも、ecomomは、窮屈さを強いるのではなく、「昔ながらの生活や知恵をちょっと思い出して気持ちいい暮らしをしましょう」というアプローチで、家族とのやさしい生活を提案している雑誌なのです。

     

食卓は永遠に平和領域であってほしい

 ワーキングマザーの松平さんにとって、同居して家事育児をサポートしてくれるお母さまはかけがえのない存在。
 実は、ecomomの人気コーナー「おばあちゃんのエプロンメモ」で生活の知恵を伝授してくれる“ひろりんおばあちゃん”は、お母さまがモデルだとか。だから、松平家では、家事もお料理も、昔ながらのスタイルで、おばあちゃんの知恵袋がしょっちゅう登場するような毎日なのだそうです。

松平家の食育についても、伺ってみました。

「我が家には、3つの食卓のルールがあります。
1.「いただきます」「ご馳走さま」は絶対に言うこと。
2.食卓では嫌な顔をしないこと。
3.お箸をきちんと持つこと。

嫌いなものがでても、ちょっとだけでも口にするように言っています。不満顔をしたら、その場でお料理を引き上げてしまいます。息子はご飯食べられなくなるのは困るので、ちゃんとルールを守ってますよ(笑)」

松平さんにとって食育とは、“いただきます”“ご馳走さま”という言葉が示すように、食べ物・作る人に対する感謝の気持ちを持つことに尽きるといいます。

「息子には、食べ物の命をいただいているという感謝の気持ちだけでなく、食材を作ってくれた人、運んできてくれた人、お料理してくれた人など、食べ物が口に入るまでのすべての人の労力に対しても、感謝する気持ちを持ってほしいと願っています。」

 

ecomomサイト
ecomomサイト
読者から選ばれたブロガーによる暮らしのブログもスタート。


松平家秘伝
れんこんのきんぴら胡麻和え
松平さんのお母さまの手料理。まさに”お袋の味”の一品をご紹介いただきました。4歳の息子ちゃんも、和食党で、きんぴらが大好物だそうです。
■材料    
れんこん    
紅花油    
お酒    
みりん    
砂糖    
しょうゆ    
   
米酢    
     
1. れんこんを薄切りにして酢水につけます。 (つけてすぐあげるのがコツ)
ざるにあげて水きりをしっかり!
2. 紅花油を入れて、れんこんを炒めます。(強火だとくっつくいて焦げてしまうので、中火で丁寧に!)
3. お鍋の底に焦げ目がつきはじめたら、おだしをひたひたより少なめに入れます。
4. ひと煮たちしたら、調味料を入れます。
お酒、みりん、砂糖、しょうゆ、塩
(しょうゆは薄口と減塩を混ぜて使っています)
1つの調味料を入れたら、1分おいて味をしみこませます。
米酢を最後に、大匙2杯ぐらい入れて、酢を飛ばします。
5. 落し蓋をして、汁気がなくなるまでとろ火で煮ます。 れんこんがやわらかくなったら、なべからあけ、冷めてから半ずりのごまとあえます。
(熱いうちに混ぜると、ごまの香りが逃げてしまうのです)
TOP PAGE