Vol.40 2005/10/13 http://jqueen.com/shokuiku/
今週のレシピ 特集1 特集2     編集後記
mina: LOHAS(ロハス、ローハス)という言葉が流行ってるのですが、rieさん知ってる?
rie: 最近よく雑誌とかで特集くまれてますね。言葉の意味はよくわかってないんですが。エコとか、そこらへんに近いのかなぁ...と思ってたけれど。
mina: Lifestyles Of Health And Sustinabilityの頭文字で、“地球環境保護と人間の健康を最優先し、人類が共存共栄できる持続可能な社会のあり方を追求するライフスタイル”のことです。この言葉をメジャーにした雑誌ソトコト編集部がロハスクラブを作ったのでチェックしてみて。
rie: なんだか難しいですね。よくわかるような、わからないような。
mina: そう、定義を聞くと難しい(笑)。ビジネスにも絡んできているので、非常に広義にとられられているし。“食育”という言葉もそうですが、実践する人が増えれば、テーマや、目指すところが違ってきます。それでいいのでしょう。
rie: 「流行にのせられるのでなく、自分らしい軸をもって生きる。自分だけの快適さを求めていくのでなく、地球にも思いやりをもっていきましょう!」ってことかしら。
mina: すばらしい解釈!そしてポイントは“継続すること”だと思います。
rie: こと女性は、ガマンしたり、かっこ悪かったりするものは、長続きしないですからね。
mina: そう。おしゃれ、かっこいい、快適というエッセンスが多少はないと。女性はもともと男性より自己投資欲が旺盛だし、環境問題への意識も高い。LOHASピープルは女性が多いのも納得です。そして、LOHASの中には「食育」「スローフード」は、はずせないものとなってますね。便利さと豊かさを得るために大量生産と大量消費を繰り返し、環境破壊を進めてしまった。食べ物も同様ですからね。21世紀は自分のカラダと地球のことを一番に考える時代にしたいものです。
レタスとあさりのイタリア風炒めもの レシピはこちら
レタスとあさりのイタリア風炒めもの
「Let's食養生 食性編3」

食養生では食べものを、からだを冷やす「寒性」と、温める「温性」に区別し、作用の程度により「寒・涼・平・温・熱」の五性(性とは性質)に分けると前回お話しました。今回は、レシピの食材それぞれが、どこに属するのかを見てみます。

まずは、からだを冷やす食べものから。レタスは「寒性」のより弱い「涼性」で、利尿作用や催乳作用をもつと言われています。アサリは「寒性」で、熱をとる、ノドの渇きを止める、イライラを和らげるなどの効果があると考えられています。

一方、からだを温める「温性」の食べものは、アンチョビとニンニクです。カタクチイワシ科の小魚のアンチョビは、内臓の働きをよくしたり、筋肉や骨を丈夫にしたりするほか、強壮作用もあるとされています。ニンニクは、エネルギーの代謝を高め、血行をよくし、疲労回復に役立つと言われています。また、調味料にも五性があり、白ワインのような酒類は「温性」に属します。そして、調理法によっても食性は変わるとされ、今回のように火を通すと「寒性」は弱められます。

「寒性」と「温性」のバランスのとれたメニューは、からだを冷やし過ぎず、熱し過ぎません。寒熱の調和をはかりつつ、食べものの特性をいただけば、命は養え、健やかに過ごせることと思います。

とは言っても、食養生は、その時々の自分のからだが、冷えているのか、熱をもっているのかなどを知り、その状態に合った食事をすることが大切です。そのお話はまたの機会に。

レシピ提供:サカイ優佳子
賢脳の秘密:土澤明子

 華麗なる食育リーダーズ 〜 Mizho(みづほ)先生

 

お料理好き、食べること好きが高じ、どこでも手に入る材料で、簡単に、そして美味しくおしゃれなお料理を紹介する料理教室Mizho Kitchen Studioをご自宅で開催するMizho先生。2人の息子さんを育ててきた経験を生かし、小学生を対象に『Kidsお菓子教室』も開催。子供たちの『食体験』を育むお手伝いをするのが先生の目標だそうです。
▼お教室の詳細など詳しくはこちらからどうぞ☆

なお、編集部ではこのコーナーに登場いただける「食育リーダー」を募集しております!お知り合いの先生を是非ご紹介ください。“うちの先生をレポートしたい!”という生徒さんも大歓迎です。http://jqueen.com/shokuiku/mail.htmのお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしています。

 歯科医・堀先生コラム「食育には『歯』が命」 

第6回 太く長く健康に生きて行くために

 今、書店で話題の本、「病気にならない生き方」をご存知でしょうか?ダスティン・ホフマンなど多くのセレブ達を患者に持つ、ニューヨーク在住の米国ナンバーワン胃腸内視鏡外科医、新谷弘実氏による、太く、長く生きる方法について書かれている書籍です。内視鏡をとおして30万人以上の患者さんの胃腸内の状態、「胃相・腸相」を観察してきた結果から得られた見解がしるされています。また、多くの病気はその人の長期間にわたる食生活を反映しているものであり、細胞ひとつひとつの元になる食生活を改善することにより、その発生を未然に防いだり、病気を治してしまうことまでも出来ると述べられています。新谷先生は日本でも定期的に診療をされており、多くの日本の著名人の方々も先生の食事健康法を実践しているそうです。

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涼しくなりましたねー。秋の味覚 “○○狩り”のシーズンですねー。我が家の近くの公園は「栗の木公園」と呼ばれていて、この時期にはたくさんの栗を拾うことができます。奥には竹林もあって、竹の子もとれるのです。子供が採っていく分には何もいわれません。ご近所収穫品は、味も見かけも売られているものにかなわないんですが、その素朴な味わいを最近では美味しいと感じるようになりました。 (mina)

次回は『白菜レシピ』をお届けいたします。 お楽しみに!

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