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レシピ
日本のお米をフル活用!サカイ優佳子さんの 米米cooking[コメコメ クッキング]
今月のお米食材→ 上新粉
 
 
韓国料理も米粉で!
4月|ニラたっぷりのポテト&米粉チヂミ
 
ニラたっぷりのポテト&米粉チヂミ
  韓国料理のチヂミは、家で作る人も多くなってきました。「チヂミの素」「チヂミ粉」がなければ作れないと思い込んでいる人もいるかもしれませんが、上新粉(米粉)で簡単に作ることができます。じゃがいもをすりおろして加えることで、ボリュームもでて、おやつにも、軽食にもぴったり。
 
 
粉ものといえば、自動的に小麦粉を使うと考えてしまいがちですが、韓国では、小麦粉と米粉を混ぜてチヂミを作る人も多いようです。今回はじゃがいも+米粉で、小麦粉を加えずに作りましたが、中はもっちり、外はカリッとしておいしいですよ。お試しください。
 
 
 
<約2枚分>
あさり   20個
  大さじ1
ニラ   1把(80g程度)
じゃがいも   1個
上新粉(米粉)   100g
  1個
油、ゴマ油   各適量
たれ    
├酢・醤油   適量
└コチュジャン   お好みで
 
  あさりは砂抜きをしてから、鍋に酒とともに入れ、蓋をして口が開くまで火を通す。
  あさりの身をはずしたら、汁はとっておく。
  ニラは刻み、じゃがいもをすりおろす。
  上新粉(米粉)、卵、じゃがいも、でとっておいた汁と水を合わせて70ccほどを、ボウルに入れてよく混ぜる。
  にニラとあさりの身を加えたら、よく熱したフライパンに油をひいて両面を焼く。焼き上がりの前にゴマ油を鍋肌から流し入れ、カリッとしあげる。
 
* 最後に油をたすことで、まわりがカリッと仕上がります。
* ニラは短く切ると、子どもも食べやすくなります。
* あさりの他、イカやタコや他の貝類、豚肉などお好みで。
* むきあさりをつかってもいいですが、一手間かけると味がアップします。
つくってみました
ニラたっぷりのポテト&米粉チヂミ
生地はニラだらけ
ニラたっぷりのポテト&米粉チヂミ
こんがり焼けました♪
ニラもアサリも子どもたち苦手だなぁ…。
と、不安いっぱいで作りました。完璧に砂抜きしたかったので、アサリは2昼夜も塩水につけ(つけ過ぎ?)、ニラもできるかぎり細かくきざみ。ドキドキしながら供してみたら、、、子どもたち、食べた!しかもおかわりまで!普段褒めない夫も、「これウマい」と言った!
上新粉だと小麦粉のようにダマになる感じもなく、材料がスルスルとキレイに混ざったのも感動的でした。一切れキープしておいて、次の日のお弁当のおかずにも加えたところ、パサついたりせず、美味しかったです。今度はアサリ以外の具材で作ってみたいな♪
[Queenスタッフ・K]
 
recipe by 食の探偵団
優佳子さんからのメッセージ〜お米をもっと食卓に!
 
   2008年は、海外の政治や経済、産業、天候などの要因によって、私たちの食卓が大きく影響を受けることを、いやでも実感させられた年といえます。食料自給率が40%しかないということは、6割を海外からの輸入に頼っていることを意味します。今日は普通に食べられたものが、明日にはもしかしたら手に入らなくなるかもしれません。

 世界の人口が増え、中国などの食生活が大きく変わり、台風や干ばつなどの異常気象も多く観測される状況においては、お金さえ払えば食べものはいつでも手に入るという考えは通用しなくなっています。

 米は減反がすすんでいるとはいえ、今も100%に近い自給率を誇っています。昭和30年代に食べていたお米の量の半分しか、今の私たちはお米を食べていません。食生活は大きく変わってきてしまったので、3食しっかりご飯を食べよう、今の倍は食べようといっても限界があるのも確かです。

 それなら、今まで知らなかった米粉の活用法をあみだしたり、米で作った麺やパンを食べたり、粒食のバリエーションを広げたりということで、もっとお米を楽しくおいしく食べていけたら、と思うのです。

 小麦や大豆、トウモロコシなどの値段が大きく上がっていたとき、実は米の価格も世界的にみると高騰していました。それでも日本で米価がとくにあがった印象がないのは、国内で米を自給できるために、海外の値上がった米を買う必要がなかったからです。
 
 田んぼは一度耕作をやめると、また米を作れるようになるまでに数年かかると言われます。農家の高齢化も懸念されています。米づくりの智恵や技術、田んぼという財産、米を食べるという文化を、私たちがしっかり継承していくことが、これからも安定して食べていくためには大切です。

 これから1年間、米や米製品をおいしく食べるヒントを、レシピとともにお送りします。是非、皆さんの日々の食卓に役立ててくださいね。
 
2009年1月 サカイ優佳子
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