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日本のお米をフル活用!サカイ優佳子さんの 米米cooking[コメコメ クッキング]
今月のお米食材→ 米麺
 
パーティーが始まるよ
6月| グレープフルーツの寿司飯で
いろいろ手まり寿司
グレープフルーツの寿司飯でいろいろ手まり寿司
 

蒸し暑くなってくると酸味のある味が欲しくなります。あまり火を使うこともなく、楽しみながら親子で作ることもできる手まり寿司は見た目も可愛い。
近年は、世界中で食べられている寿司。各国でさまざまな寿司が生まれています。伝統的な寿司飯ももちろんおいしいですが、たまには果物の酸味を活かしたこんなお寿司はいかがでしょうか。
お好みで汁だけでなく、グレープフルーツの実も混ぜて食べてもおいしいです。

 
 
上にのせる具の組合せを、子どもと一緒に考えて作るのも楽しいですね。グレープフルーツだけでなく、好みの柑橘を使って寿司飯を作るとまた違った味わいになります。お試しください。
 
 
 
 
  2合
  小さじ1
グレープフルーツの搾り汁   90cc
白砂糖   小さじ2
  小さじ2
具材   お好みで
  米はといで30分ほど水切りする。
  酒と水をあわせて寿司飯用に少なめの水加減で炊き上げる。
  あわせておいたAに加えて手早く混ぜ、うちわであおいで冷ます。
  ラップに具をのせ、ピンポン球程度の大きさのご飯をのせて茶巾を作る要領で丸める。
  ラップをとり、皿に並べる。
上にのせる具はお好みで。上の写真は、
・生ハム&山椒の葉
・スモークサーモン&イタリアンパセリ
・牛たたき&柚子胡椒
・鯛の刺身&大葉
・ ほたての刺身&バジル&アンチョビソース
・おみ漬け
他に、鴨の薫製、鶏の照り焼き、白身魚の刺身、茄子などの漬け物、アヴォカド、エビ、カニ、コハダなどお好みで。
 
つくってみました


おしゃれ〜


息子が狙ってる!

子どもたちも大好きなお寿司♪
しかもグレープフルーツで作る寿司飯ってどんな味!?

我が家ではあまり買わないグレープフルーツ。理由は「防カビ剤」が気になるから。昔と違って、今は店頭の商品名のところに「防カビ剤使用」ってバッチリ書いてあるんですよね。日頃、農薬や添加物に気を遣っているわけではないのですが、バーンと書かれてしまうと、なんとなく怖気づいてしまいます。。自分が食べる分には平気だけれど、子どものことを考えると、ちょっと不安に。近所のスーパーで国産グレープフルーツを探してみたけれど、見当たらず。他の柑橘類を使うことも考えたのだけれど、グレープフルーツを使った寿司飯の味が気になるので、輸入品を買ってみました。そして、念入りに洗浄。これできっと大丈夫!

今回、私が使った具は、サーモンのお刺身とローストビーフに、カニかま。予算の都合上、寂しい展開ではありますが、月末なので致し方なしっ。実は手まり寿司を作るのは初めてでしたが、楽しいのなんのって♪かわいいまんまるお寿司が次々出来上がるので、テンションも上がります。大人用にはピンポン玉サイズで、子ども用にはヒトクチで食べられるよう、ちょっと小さめで。盛り付けも、おしゃれだわ〜☆と自画自賛。ノリノリで写真をとっていたら、1歳になったばかりの息子に鷲掴みされそうになったので慌てて退散。

家族の反応は、期待どおり、上々!とくに娘は、かわいらしい手まりのビジュアルに大喜び。そんな子どもたちを見て、母(私)も大喜び。

家族は誰も気付きませんでしたが(汗)、グレープフルーツの寿司飯のおかげで、洗練された味にランクアップした気がしました!寿司というよりsushiって感じ。この次はもっといろいろな具で作りたーい!パーティーしたーい!みんなに振る舞いたーい!手巻きもいいけど手まりもね。
[Queenスタッフ・K]

 
recipe by 食の探偵団
優佳子さんからのメッセージ〜お米をもっと食卓に!
 
   2008年は、海外の政治や経済、産業、天候などの要因によって、私たちの食卓が大きく影響を受けることを、いやでも実感させられた年といえます。食料自給率が40%しかないということは、6割を海外からの輸入に頼っていることを意味します。今日は普通に食べられたものが、明日にはもしかしたら手に入らなくなるかもしれません。

 世界の人口が増え、中国などの食生活が大きく変わり、台風や干ばつなどの異常気象も多く観測される状況においては、お金さえ払えば食べものはいつでも手に入るという考えは通用しなくなっています。

 米は減反がすすんでいるとはいえ、今も100%に近い自給率を誇っています。昭和30年代に食べていたお米の量の半分しか、今の私たちはお米を食べていません。食生活は大きく変わってきてしまったので、3食しっかりご飯を食べよう、今の倍は食べようといっても限界があるのも確かです。

 それなら、今まで知らなかった米粉の活用法をあみだしたり、米で作った麺やパンを食べたり、粒食のバリエーションを広げたりということで、もっとお米を楽しくおいしく食べていけたら、と思うのです。

 小麦や大豆、トウモロコシなどの値段が大きく上がっていたとき、実は米の価格も世界的にみると高騰していました。それでも日本で米価がとくにあがった印象がないのは、国内で米を自給できるために、海外の値上がった米を買う必要がなかったからです。
 
 田んぼは一度耕作をやめると、また米を作れるようになるまでに数年かかると言われます。農家の高齢化も懸念されています。米づくりの智恵や技術、田んぼという財産、米を食べるという文化を、私たちがしっかり継承していくことが、これからも安定して食べていくためには大切です。

 これから、米や米製品をおいしく食べるヒントをレシピとともにお送りします。是非、皆さんの日々の食卓に役立ててくださいね。
 
2009年1月 サカイ優佳子
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