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黒の力で“腎”を補う!黒いレシピ | 日本でも昔から“黒い食べ物”は髪の毛を黒くするといわれてきましたが、薬膳や中医学でも、黒い食材は「腎」によいとされています。「腎」とは中医学の五臓の一つで、生命力を司り、人の成長や生殖との関連が深いのです。アンチエイジングに、美容に、黒い食材は欠かせません。毎日の生活に、ミネラルや食物繊維が豊富な黒い食材、黒いレシピを取り入れてみてください。
ひじきの稲荷煮

黒いレシピ第四弾はひじきです。

ひじきは春が旬。今の時期はちょうど生ひじきが食べられます。
中医学で、ひじきはむくみを消し、痰や、体内にできた老廃物を除去し、また、身体にこもった余分な熱を冷ますとされます。
栄養学的には食物繊維が豊富で低カロリー 。
鉄分やカルシウム ヨードなどミネラルも豊富です。

比較的体力があって便秘がちの人、水太りタイプの人のダイエットにもおすすめです。
身体を冷やしがちなので、冷え症の人や冷たいものを食べるとおなかの調子が悪くなりがちな人は控えめに。

材料
<4人前>    
ひじき 180g
黒砂糖

大さじ4

油揚げ 6枚
醤油 大さじ3

にんじん

1/2本
鶏挽肉 30g
<ひじき用
 醤油、みりん

各大さじ2
作り方
油揚げは油抜きをし、ざるに空けておく。
フライパンにだし汁1カップ 砂糖・醤油を入れて 油揚げにほとんど煮汁が残らないところまで煮詰めたら、火を止める。
ひじきは水で洗い、ひたひたの水、鶏肉、長さ2pくらいの小さな千切りにしたにんじん、醤油・みりんを加え汁がなくなり、にんじんに火が通ったら火を止める。
油揚げに包丁を入れて開く。そこに3を加えきつめに巻く。
適当な大きさに切って盛りつける。

●ワンポイント●

今回の稲荷煮はお弁当のおかずなどにもおすすめです。
ひじきで身体を冷やしすぎないよう身体をあたためる黒砂糖を調味料に使いました。
新井 友加里
今回の黒食材
・ひじき
・黒砂糖


 
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