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黒の力で“腎”を補う!黒いレシピ | 日本でも昔から“黒い食べ物”は髪の毛を黒くするといわれてきましたが、薬膳や中医学でも、黒い食材は「腎」によいとされています。「腎」とは中医学の五臓の一つで、生命力を司り、人の成長や生殖との関連が深いのです。アンチエイジングに、美容に、黒い食材は欠かせません。毎日の生活に、ミネラルや食物繊維が豊富な黒い食材、黒いレシピを取り入れてみてください。
黒胡麻・黒砂糖クッキー
黒胡麻・黒砂糖クッキー
皆さんこんにちは。新井友加里です!
第12回は年末年始、人と会うことも多いこの時期に、おみやげにも使える失敗無用でしかも黒食材をしっかり使ったクッキーを紹介します。

まず、黒胡麻は肝・腎に栄養を与え髪の毛、皮膚、爪などを艶やかにします。また精力をつけ血を養い、腸を潤し、お通じを順調にします。黒砂糖は胃腸の働きを高め、血の巡りよくし、女性の生理を順調にします。また、ぞくぞくと悪寒がする風邪にもよいとされます。黒砂糖は白砂糖に比べ精製度が低いので、カルシウム、亜鉛、カリウム、マンガン、などミネラルが豊富です。料理にコクが出せるので是非活用してください。

この季節はもともと植物でいえば種の季節、動物で言えば冬眠の季節です。いずれも次の春元気に発芽或いは活動出来るように、栄養を蓄えてじっとしている時期なのです。
ですから、この季節少し甘い物が食べたくなるのは自然の摂理です。実は冬にダイエットする場合は、こうした自然の摂理に反しているのでかなりの努力が必要です。
逆らわずダイエットは春にと言うのも一つの手かもしれません。
どうせ甘い物を食べるのであれば今の季節にぴったりでお通じによく、身体を温めてくれるこちらのクッキーをおためしください!ただし食べ過ぎは禁物です!!

「黒いレシピ」は今回で最終回です。皆様一年間ありがとうございました!

材料
<直径2〜3cm:30〜40個分>
小麦粉 80g
バター

80g

ねり黒胡麻 20g

きび砂糖

30g
黒砂糖 30g
卵白 25g
(2/3個分程度)
アーモンドパウダー 40g
 
※小麦粉・きび砂糖・黒砂糖はあらかじめふるっておく
作り方

室温に戻したバターと練り黒胡麻をクリーム状になるまで混ぜておく。砂糖を良くすり混ぜる。

に砂糖(黒砂糖ときび砂糖)を加え混ぜる。良く混ざったら卵白を加えて更によく混ぜる。アーモンドパウダーを加えてホイッパーでよくまぜ、均一にする。
ふるった小麦粉を加え、さっくりと練りすぎないように混ぜ合わる。(ポイント:できるだけ練らないこと)
絞り袋に入れて絞る。或いはスプーンですくって同じくらいの大きさに落とす。
170度のオーブンで20分ほど焼く。

●ワンポイント●

今回のレシピは友人でパンとお菓子を教えているなぎささんにアドバイスしていただきながら作りました。なぎささん、ありがとうございました!

この配合だと黒砂糖の風味が強いので胡麻大好きなかたは、バター70gに減らして胡麻を30g増やしても美味しいです。
黒胡麻・黒砂糖クッキー
新井 友加里
今回の黒食材
・黒胡麻
・黒砂糖
  黒糖 黒胡麻
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