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今回登場はクミンです。
これはシード状のものとパウダーが売られています。シードはスタータースパイスとも呼ばれ、料理の初めに油の中に入れてパチパチとはじけさせて使います。パウダーは炒ってから挽いたもので、そのまま火を通さなくても使うことができます。
このクミン、漢方では馬ゼリと呼ばれる胃の薬。このスパイスのおかげで油を多めに使いがちなインド料理も意外と胃もたれしないのです。
クミンはプチッと噛んだときになんともいえないいい香りを口の中に広げてくれます。この香りはカレー料理の基本ともいえるフレーバーです。なんとなく食欲のないときでもこの香りは食をすすめます。
嘘だと思う?それではぜひともクミンのシードを買ってきてフライパンで炒ってみてください。カラリとしてうっすら色づいたら急いですり鉢に移してゴリゴリ・・・・・・。
ああもう、想像しただけでもうっとり。
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クミンをパウダーで使うとき、インドの人は必ず炒りたての挽きたてを使うのです。粉のまま長い月日のたったクミンは湿気たコーヒーパウダーのようなもの。手間はかかりますが一度トライしてみてください。はまりますよ。
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「チャナ豆入りサラダ」
チャナ豆とはガルバンゾーのこと(日本語でヒヨコ豆)。水煮の缶詰が便利です。野菜と豆が一緒に摂れてしまう胃を元気にするサラダです。野菜は冷やさず常温で食べる方がスパイスの味が引き立ちます。 |
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1. |
玉ねぎはみじん切りにして水にさらしておく |
2. |
トマト・きゅうりは1cm程度のキューブに切る |
3. |
良く水を切った玉ねぎとトマトきゅうりチャナ豆をボールにいれる |
4. |
サラダ油・レモン汁・塩・コショウをいれよく混ぜて味を整える |
5. |
味をみながらレッドペッパーで少し辛くする |
6. |
最後にクミンパウダーを入れて香りも調節して出来上がり |
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4人分 |
たまねぎ |
50g |
きゅうり |
1本半 |
トマト(大きめ) |
1個 |
チャナ豆(水煮) |
1カップ |
サラダ油 |
大さじ3 |
レモン汁 |
1/2個分程度 |
塩・コショウ |
適宜 |
レッドペッパー |
小さじ1/4程度 |
クミンパウダー |
小さじ1/2程度(好みで) |
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