|
|
|
ガラムマサラは料理の仕上げに振り掛ける、それこそ「魔法の粉」です。
なんといってもまず香りを嗅いでみてください。お腹がすいてきそうないい香り・・・・・。ひとつのスパイスだけでは成り立たないこのうっとりする香りは、シナモン、クミン、コショウ、カルダモン、クローブ、フェンネルなどの香り高く刺激も強いスパイスたちのオーケストラです。 |
ミックススパイスの代表「カレー粉」とはどこが違うのかというと、カレー粉は火を通さないと使えないのに対しガラムマサラはそのまま使えるということです。
カレーは「煮込めば煮込むほど美味しい」というのは嘘だともう皆さんはお気づきと思いますが、煮込んだことによって飛んでしまった香りを最後にこれが生き返らせてくれるのです。
ということは、勿論これはカレー以外の料理にも使用OK!
私のお気に入りの使い方ベスト3をここで発表しましょうね。
1・じゃがバターに振り掛ける
ホクホクのじゃがいもの上でとろけたバター、そこにふりかかったガラムマサラときたら、一度やったら次からはこれ無しでいられなくなること請け合い。簡単さにおいても堂々一位。実は私、妊娠中つわりがひどくてこればかり食べて生きていた時期があります。
2・市販のドレッシングにたっぷり混ぜてスパイシードレッシングに大変身。
特にシンプルなセパレートタイプがグッド。ビンの口から直接ガラムマサラをたっぷりめに入れて蓋をしてよーく振るだけでオリジナルな味かんせーい。
3・白身魚のムニエルに
とにかく試してみてください。ムニエルが焼けたらレモンを絞ってガラムマサラをフリフリします。「どうしよう、もう一枚食べたい」と、なりますよ。アイデアしだいのこの魔法の粉、あなたはどう使いますか? |
|
|
|
|
|
|
香りがいいということは、香りが飛びやすいということでもあります。しっかり蓋をして早く使い切ってくださいね。また、市販のものは各メーカーで香りが全く違いますから、一回ごとに違うメーカーのものを買って、お気に入りブランドを見つけて下さい。
|
|
|
|
|
|
|
「冬瓜と枝豆のカレー」
夏上旬の旬の冬瓜と枝豆でマイルドなカレー、冬瓜って美味しいですよー。
冬瓜のない季節は白瓜、カブなどを使っても。
|
|
1. |
冬瓜は皮を薄くむき、種の部分をそいで2cm角くらいに切っておく。 |
2. |
鍋にサラダ油を熱してクミンシードを入れてパチパチはじけたところへ玉ねぎとしょうがを入れ、よく炒める。 |
3. |
狐色になったら冬瓜、枝豆、調合スパイスをいれよくまぶしつける。 |
4. |
冬瓜が半分かくれる位に水をいれふたをして10分。 |
5. |
トマトを入れてまたふたをして、冬瓜がトロリと煮えたら火を止めガラムマサラを振り入れる。 |
|
|
|
|
材料:4人分 |
冬瓜 |
大きめの冬瓜なら1/4個程度 |
枝豆 (冷凍モノもOK) |
1カップ程度
(固ゆでしてサヤから出す) |
たまねぎ(みじん切り)
トマト(ザクザク切り) |
各200g |
しょうが(すりおろし) |
ひとかけ分 |
ガラムマサラ |
小さじ1 |
サラダ油 |
50cc |
以下、調合するスパイス |
|
ターメリック |
小さじ1/2 |
レッドペッパー |
ふたつまみ |
塩 |
小さじ1/2 |
クミンシード |
小さじ2/3 |
|
|