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殺黴、「さつばい」と読みます。
マスタードの主な作用ですが、殺菌だけでなく例えばカビなどを生え難くするといった効果です。

マスタードガスという化学兵器もありますね。その成分を浴びると肌がただれてしまうのだそうです。

おっかない話でごめんなさい、でもお料理に使うのはほんの少しですからその刺激と共に現れる素晴らしい香ばしさ・・・・・それを是非体験してください。

熱した油に粒のマスタードを入れると皮がやぶけてポップコーンのようにはじけます。それが水分と結びついて強烈な揮発成分となるのです。もう辛〜くて刺激がたっぷり! カレーにパンチを効かせます。

粒のままワインビネガーでふやかすと御馴染み粒マスタードに、皮を除いて練ると練り辛子になります。

ところがところが、カレーに使ったマスタードを食べてみるとどうでしょう。
辛さと同時にお口の中に広がるのはナント香ばしさ。そして複雑にもこの場合の辛さは唐辛子系のビリビリ辛さではなく練り辛子系のツツツ〜ンの辛さです。
身体を冷やさず辛いものを味わいたい時は唐辛子を使わずに生姜や胡椒にこのマスタードを組み合わせて辛さをだすといいですよ。

今日のあなたはどんな辛さがお好みですか?



マスタードには白っぽい「イエロー」と黒っぽい「ブラウン」があります。日本でよく見かけるのはイエローですがこれはどちらでもかまいません。インドでは値段が安いこともあってブラウンが多用されているわけです。入手しやすい方をお求めください。


 「里芋のカレー」


里芋は実にスパイスに合う野菜なんです。
汁気のあまりないドロッとした仕上がりです。
1. 里芋は皮をむき7mmくらいの輪切り、もしくは芋が大きかったら半月切り。すぐ使わないなら水につけておく。
2. フードプロセッサーで玉ねぎ・トマト・にんにく生姜・鷹の爪をペーストにひく。
3. ペーストにターメリックと塩を加える。
4. サラダ油を熱して、分量のマスタードシードを手に用意し、一粒落としてパチッとはじけたら 残りのマスタードを入れる。
5. そのまま水分が無くなり油がにじんでくるまでいためる。
6. 別のフライパンにサラダ油大匙2を熱して同様にマスタードシードをいれてはじけさせて里芋を色づくまでしっかりいためる。
7. 里芋がやや固めにソテーし終わったら玉ねぎソースとあわせて水を1カップいれて約15分ほどふたをして弱火にして煮る。
8. おこのみでガラムマサラをふって、出来上がり!
材料:4人分
 里芋  500g
 トマト  1個半
 たまねぎ   1個
 にんにく・しょうが  各ひとかけ
 マスタードシード(種)  小さじ1/2
 鷹の爪  1本
 ターメリック  小さじ2/3
 塩  小さじ1
 里芋ソテー用マスタードシード  小さじ1/2
 コリアンダー  小さじ2
 サラダ油  100cc
 

 

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