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生姜ごときでペストに太刀打ちできたかということはさておき、あなどるなかれ、効果があったのは生姜の力で大量に汗をかき体内毒素を排出したということなんです。
亜熱帯から熱帯の植物である生姜はヨーロッパでは育ちません。
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乾燥させて輸入された生姜はどんなに高価だったことでしょう。このドライジンジャーパウダーはイギリスなどでクッキーに入れられたりして受け継がれていますよね。
さて、では日本で。
なぜお寿司にはガリ生姜がついてくるのでしょうか。
生の魚をおろすとしましょう、私曰くおそらくその仕事は目が悪い人のほうが幸せ、なぜって動いている何かやらその卵がいたりしますからね(うひゃー)。そう、江戸時代お寿司が料理として確立されたころは今のような殺菌剤もなく生姜を一緒にほおばることで、それらのありがたくない体内侵入者を防いだんでござります。え?もうお寿司食べたくない?大丈夫大丈夫、ガリさえあれば。
あと、キーンと寒い夜に頭の芯からズキズキ頭痛がしたら是非たっぷり生姜の入ったスープを飲んでください。頭痛が取れますよ、本当に。二日酔いの吐き気止めには生姜の絞り汁を水で薄めて飲んでみてください。そんなわけで生姜は身体を守り味も美味しくしてくれる万能選手です。私が今まで紹介したインド料理に是非、寒い日や飲みすぎた日、胃が弱っているときなど生姜もお好きなだけプラスして作ってみてくださいね。身近な万能薬、見直しましょう。
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生姜は残留農薬ワースト野菜です。昔は皮ごと使ったほうが香りがよいとされてきましたが現代では無農薬のもの以外は皮を厚くむいて下さいね。お庭のあるかた、桜の咲くころ種苗店に種生姜がでますから日陰に植えておくと冬前には無農薬生姜が手に入りますよ!
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「カリフラワーのサブジ」
ここではグリーンピースとあわせましたがカリフラワーだけでもOKです。
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1. |
カリフラワーはひとくちサイズに割る、トマトはザクザク切り、生姜は細かいせん切り |
2. |
大き目な鍋にサラダ油を熱してクミンシードを入れてはじけさせる |
3. |
いい香りがしてきたところでカリフラワー・グリーンピース・トマト・生姜をいれてよく混ぜる |
4. |
すぐに調合しておいたスパイスをいれてまんべんなく混ぜる |
5. |
きっちり蓋をしてできる限りの弱火におとして蒸し煮にする |
6. |
野菜に火が通ったら火を止めてガラムマサラを振る |
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材料:4人分 |
カリフラワー |
小さめなら一個、大きかったら半分 |
グリーンピース
(冷凍の物が便利) |
半カップ |
トマト |
1個 |
生姜 |
ひとかけ |
サラダ油 |
大さじ3 |
クミンシード |
小さじ1/2 |
調合するスパイス |
ターメリック |
小さじ2/3 |
レッドペッパー |
小さじ1/5 |
コリアンダーパウダー |
小さじ1 |
塩 |
小さじ2/3 |
ガラムマサラ |
小さじ1/2 |
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