イカと言えば「タウリン」。そう、あのパワー全開のCMでおなじみのドリンク剤に含まれる、アレです。
アミノ酸のひとつの「タウリン」はマルチに働きます。目をはじめとした疲労回復、肝臓の解毒力をUPする、血圧を正常にする。また、ひと時「イカはコレステロールが多い」と言って嫌われる傾向がありました。しかしこの「タウリン」、コレステロールは多くてもそれを素早く分解し、サッサと外に出すことがわかりました。つまり、逆にコレステロールを下げる方に働くと言うのです。
こうしてイカは嫌われ者から一転して、人気者となりました。コレステロールと「タウリン」のように、手を取り合うといい仕事ができるのですね。
いつもは軟弱だって、ちょっと手を加えてあげれば、スルメとなってクニャクニャするどころか直立不動。噛めば噛むほど味がある。
やっぱりイカは、骨のある?ヤリ手ですわ。