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■材料 |
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シナモン |
コリアンダーシード |
パプリカ |
砂糖 |
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塩 |
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※上記を、いずれも同量ずつ混ぜる |
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スパイスで広がる世界 |
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アメリカのスーパーなどでよく売られているのがラブ(rub)といわれるスパイスミックス。
週末になると友人を招いて裏庭でバーベキューというのがひとつのライフスタイルになっているアメリカでは、肉にすりこんで(rub)焼くだけで味の変化をだせるラブは、とても便利なのです。
以前、インドの人と話していた時に、「日本の食文化は素晴らしいけれど、スパイスをミックスして作る料理の味わいにはあまり慣れていない方が多いですね」と言われたことがあります。
海に囲まれた島国で、鮮度を気にせずに食べられる環境が、シンプルな食べ方に向かわせたのでしょう。魚の鮮度を味わい分ける舌は、世界でも屈指のレベルを持つ国民だと思いますが、たしかにスパイスをミックスするセンスについてはまだまだなのは確か。
これだけ世界中の料理が入ってきている日本で、アフリカや中近東の味にはまだ馴染みが少ないのもこのあたりが理由かもしれません。
普段の食事の中でも、スパイスに少しずつ親しんでいくようにすると、食べる楽しみがさらに広がるかもしれません。 |
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各スパイスの話 |
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シナモンといえばアップルパイや、パンプキンパイといった甘いものや、シナモンティーくらいにしか使わない方も多いかもしれません。でもこのシナモン、我が家ではさまざまな料理に登場します。先ほどちょっと触れた中近東料理にはシナモンが大活躍。今回ご紹介するスパイスミックスでも、シナモンが入ることで肉のもつ香りがひきだされるように思います。
コリアンダーシードは、タイ料理で使われるパクチー(コリアンダー)の種。つぶすとオレンジのような華やかな香りがします。ヨーロッパでは野菜のマリネを作る時には定番のスパイス。
パプリカは赤い色がつくスパイス。ちょっと焦げたような香りが特徴。ハンガリーのものが有名で、郷土料理グーラッシュはこのパプリカをたっぷりきかせたもの。
砂糖はできれば白糖よりは精白していないものの方がお薦め。我が家では甜菜糖を使っています。自然食品を扱う女性に「根菜だから体があたたまるんですよ」といわれました。
塩は最近さまざまなものが売られるようになりました。ゲランドの塩とか、日本でも海の精とか伝統にのっとった作り方で素晴らしい塩もありますが、やはり値段も考えてしまいます。それでも塩によって出来上がりは相当違うので、自然塩を使ってくださいね。
ちなみに我が家では吸い物のように塩すべてを食べてしまう料理には海の精やゲランド。そうでない場合はその時々で色々な塩を試しています。 |
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■ゆかこ流タリアータ (イタリア風ステーキサラダ)材料 |
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牛もも肉:250g |
秘密のスパイスミックス:大さじ4 |
油:少々 |
好みのサラダ用野菜:適宜 |
ドレッシング |
{塩 小さじ1、菜種油 大さじ6、白ワインビネガー 大さじ2、マスタード 小さじ1.5、胡椒少々、にんにく 1/4かけ} |
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■作り方 |
(1) |
牛もも肉に秘密のミックススパイスを万遍なくまぶす。 |
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(2) |
テフロン加工のフライパンに少量の油を熱し、1の牛肉の全面を焼きつける(中まで火はとおらなくてよい)。 |
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(3) |
2の肉を火からおろしてしばらく置き(肉汁を落ち着かせる)、薄切りにして皿に盛る。 |
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(4) |
野菜類を食べやすい大きさにちぎったら、ドレッシングの材料をふた付き瓶にいれて混ぜたもので和え、3の上にのせる。 |
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スパイスミックスは、できればその都度ホールから粉にして混ぜ合わせるのが最も香りがいいのですが、多めに作ってびんに入れて密封しておけば、まあ大丈夫。すべて乾燥しているものなので、悪くなることはありません。
好みでカイエンペッパー少量を加えてもいいでしょう。 |
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肉にたっぷりのスパイスミックスをすりこんで!
スパイスミックスは、「え?」と思うくらいたっぷりとこすりつけてください。
塩胡椒するような感覚だとこのおいしさがでないので注意!フライする時に小麦粉をつけるくらいの気持ちで、あくまでもたっぷりとまぶしてから焼いて下さいね。我が家では牛肉のステーキの時の定番スパイスミックスですが、他の肉でも魚でもとてもおいしくなります!
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