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2005年08月31日

たまねぎたっぷり天

 昨日、近くのデパートの催事場で、大阪の老舗藤熊の「たまねぎたっぷり天」を試食したら、すっご〜くおいしかったので購入。包み紙に書いてあるところによれば、素材を石臼製法ですり身にし、揚げ油もゴマ油をブレンドした秘伝の油なんだそうな。たまねぎの甘さがなんともいえないし、ふっくらしたドーナッツ型で、軽い仕上がり。ポン酢と大根おろしで、といわれたけれど、このまま食べるだけで幸せ!

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2005年08月30日

修善寺みやげ

 夫が、先週仕事で修善寺に1泊でかけた帰りに買ってきてくれたのが、魚吉(ウオキチ)の干物。去年修善寺に家族ででかけた折にとおりがかりでみつけた小さな魚屋さんなんだけれど、家の屋上で干すという鮎の丸干しが絶品で、実は密かに「おみやげ買ってきてくれないかなあ、、」と思っていたのでありました。でも今回は車じゃないので難しいかな、、と期待していなかったのに、しっかり回り路してくれたのでした。残念ながら鮎は品切れだったとのことだけれど、甘鯛の干物はかなり旨かった!!
 修善寺といえば、天城のイノシシを数カ月ねかせたという肉を買って七輪であぶって食べたら、今までのイノシシのイメージがくつがえるほどおいしかった、という思い出もある、、。
 あ〜、鮎の丸干し食べたい!温泉にも入りたい!

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おいし〜い手みやげ

 今日、仕事の打ち合わせで、浅草に住んでいるという男性が手みやげにもってきてくれたのが、亀十のどら焼きと最中。見るからにおいしそうなどら焼きは、白あんと粒あんとの2種類。昼ご飯は、仕事のパートナーと、夏休み中の子どもたち2人とで、先日作ったローストチキンの残りをほぐし、ラムバーガーを食べたときにつくったちょいとギリシャ風(ミントとコリアンダー、玉葱などが入る)のヨーグルトソースだとか、赤ピーマンとコーンのサラダの残りだとか、フロマージュブランであえたポテトサラダとか(実はこれ全部、夫が作ったものだ、、)を適当に混ぜて、冷凍のピタパンを焼いていれて食べた。その後に、いきなり「和」にもどって、やおら取り出したのがこのどら焼き。久しぶりにどら焼き食べたけれど、まわりはほわっと軽くて、中の餡はしっかりしていて、濃いめにいれた日本茶との相性抜群!私は白あんがとくにお気に入り。あ〜、明日は最中が楽しみっ!

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ウチのしそ畑

 3週間も留守にしていたからしょうがないのだが、今年の庭はたいへんなことになっている。なかでもびっくりなのは、昨年のこぼれ種のせいで、シソだらけ。売れるくらいた〜くさんで、せっかくのミニヒマワリもシソで花がかくれてしまうし、こまったもんなのであります。そんなわけで、我が家の食卓に毎日のようにシソが登場。それでもとてもじゃないが食べきれないので、ご近所にも根っこごとひっこぬいてさしあげたり、、という状況。今年は穂ジソがでるのを待たずにどんどんひっこぬいてしまわないと、来年また大変なことになりそうだ、、。

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2005年08月26日

インドネシアでちょいと考えた

 今回のインドネシアへの旅で何を思ったか。環境、自然を守ること、それはとても大切なこと。でもそこに住む人の思いというものもある。昨夏、マナドを訪れた夫は、たった1年でマナドはすごく変わったという。女性のメイクやファッションだけではない。海岸線はほとんどすべてといっていいくらい、新しいビルを建てるために工事中。この地もいずれはプーケットのようになってしまうのだろうか。
 いわゆる先進国といわれる国々に住んでいる人々が求めるものと、自然が多いといわれる国々に住んでいる人が求めるものと、それはぜ〜んぜん違うんだなあ、、。今回の旅で何が一番よかったかといわれれば、きっとゆったりした時間の流れということなんだと思う、私にとっては。でも、その地に住む人々はそれを望んでいるわけではないんだよね。
 結局のところ、自分の人生の目的をどう考えるのか、それをしっかりもっていないと、どこにいても流されてしまうだけなんだろうなあ、、、と思う。
 日本の中にず〜っといると、その妙にかたよった価値観の中にしばられてしまう。いろいろな人に会うこと、さまざまな価値観に出会うこと。なぜ自分が年に何度も海外にでたいと思うのか、って、きっとそれなんだろうと思う。そういう中で、自分が求めるものを探っているのだと思う。自分を見つめ直すために。

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インドネシア 海

 海(lau)って、すごい。あらためて今回思った。GWにでかけたタイのコーチャン(象の島という意味)では、1艘の船に50人もの人をのせてスノーケリングをする。ほとんどの人がサンゴが、その上に立ったら死んでしまうといったことも知らない。ハードコラル(固い珊瑚)の上にたっている人がいるのを、夫が「サンゴが死ぬから立ったらだめだ」と注意しても「This is not coral but rock」な〜んていっているくらい何もしらない。なんでタイの人たちはそれを注意しないんだろう。それが私たちのフラストレーションだった。
 スラウェシの珊瑚は、今まで潜ったどこの海よりも美しかった。生物の多様性も信じられないほど。ツーリズムと自然保護。本当に難しい問題だと思う。カナダのブリティッシュコロンビア州では、ある特定の木の回りは家をたててはいけないとか、いくつかの山野草については抜いてはいけないとか、鷲が巣をつくっている木は切ってはいけないとか、さまざまなルールがある。なんでそこまで、という思いもなくはないが、そこまでしなければ守れない自然というものもある。Super Natural British Colombiaを維持するために必要なトラストなのだ。

 最後に3日間とまったマナドのMurexでは、「来年になれば、ジャクージとスウィミングプールができてますよ。是非またきてください」といわれたが、あえて、「We want this region as it is . We don't have any complains.」というのが夫の意見。このあたりは都会と地方とのあり方としてはほんとうに難しい問題だと思う。
 バンカに住むダイブマスターのケンは、「You live in cities so you want nature. But we live in a small island. We want cities.」結局、隣の芝生は青いということなんだろうか。

投稿者 yukako : 22:38 | コメント (0) | トラックバック

インドネシア 独立記念日

 インドネシアの独立記念日は8/17。この日、船で海にでていた私たちは、ダイブマスターから「今日は独立記念日だから、今日のダイブは2本だけ。戻るとゲームがあるよ」といわれていたのだけれど、実はミニ運動会。子どもたちは、地元の子どもたちにまじっておおいに楽しむ。ゲームというから子どもらが参加するだけと思っていた私はスカートででてきているというのに、「Yukako! Why don' t you join! You don't need to run.」といわれ、綱引きだの、三人四脚だの、いろいろだされたけれど、な〜んとクルパック(せんべい)早食い競争で2位!早食いには前から自信があったんだけれどね、、、。
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2005年08月25日

インドネシア ダイビングに夢中な男たち

 バンカと最後に泊まったマナドのMUREXというところとは、この地方のダイビング界の「ドン」ドクター・バトゥナ(インドネシア人)が所有するリゾート。たまたま昨夏、夫と息子だけマナドに泊まった時に、ひょんなことからドクターに気に入られ、私邸に招かれて、彼の友人たちと食事をしたとのことで、今回もとても厚遇してもらった。ドクターがアメリカでダイビングでおきやすい事故についての医療を学んでいることもあり、もちろんここの海がすごい!ということもあって、とくにヨーロッパからダイビング気違いのような男たちが集まっている。

 バンカで一緒だったのは、フランス人のドミニク、一人旅。寡黙な彼はエールフランスに勤める建築家。いつもすごいカメラをもって写真をとっている。16歳からはじめて、30年で、なんと3000タンクもぐっているし、写真も15000枚あるのだとか。仕事しながら1年で100タンクって怪物だ〜。彼によると世界で一番のお気に入りはここの海とスーダンなんだとか。バンカでもマナドでも一緒だったのは、世界を流れあるいた末にカナダに移住したというドイツ人のマイク、これまた一人旅。バルセロナの獣医のジョアン。超美貌の独身男性40代後半くらい、一人旅。1週間liveaboard(船で移動しながらダイビングしてまわる)でジョアンと一緒だったマイクは「彼はものすごい美貌の男だけれど、複雑なんだよね、、」といっていた。ジョアンもまた、毎日3本ずつひたすら潜り続けていた。「ジョアンと一緒に潜っていただけで幸せ、、」なんていったら、バディくんでいた夫に悪いか、、。

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インドネシア バンカ島2

 バンカでは、毎日夕方になると笑顔が可愛い女の子ニニがおやつをなにかしら作ってくれる。ここのナガサリは絶品だったし、白玉粉をこねたような中に黒砂糖の塊を入れて丸めたら茹でて(中の黒砂糖がとける)、回りにココナッツシュレッドをまぶしたものとか、パンニックというパンケーキの中にココナッツをシナモン風味で甘くしたものをくるんだものとか、いろいろ。食堂のすぐ裏手に小さなキッチンがあり、子どもたちも私もよくのぞきにいっていた。
pannnik.JPGパンニックの緑色は何でつけているのかきいた時、ニニがみせてくれたのはパンダンパウダー(笹の葉の粉末)だった。

 ここのシェフの名前はきかなかったけれど、いつも可愛いTシャツを着た笑顔の素敵なおじちゃまで、英語がまったくわからない。それでも私たちが食に興味があるのがわかるのか、「どうだい、おいしいかい?」という顔をして、私たちのテーブルの近くに寄ってくる。「サンガット エナック!」(すごくおいしい)というと満足したように笑っている。そのうち、料理の名前をおしえてくれたり、キッチンに招き入れて作っているところを見せてくれたりするように。「バパ マサック バグースヤ〜」(おじさま、とっても料理が上手)というと照れたような顔。海辺に座って気持ちよさそうに海と山を眺めていたり、長い棒をもって木の葉をついて集めたり(これは掃除しているのだ)。急ぐということがない。こういう暮らしというのもいいなあ、、。kitchen.JPG
キッチンで。一緒にいるのはたぶん彼の娘さん?

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インドネシア バンカ

 Pulisanでの10日のあとにバンカという島に移る。白い砂浜が100mほど。それにそって6つのバンガローがある。その裏をジャングルをぬけて5分ほど歩くともう1つの浜が。この浜も横幅30mくらい。それだけの島。バンガローの前の砂浜からの眺めは絶景。Pulisanにくらべると荒い海。そのむこうにスラウェシ本島の火山が3つみえる。山々にかかる雲の動きを見ているだけでも半日くらいすぎてしまう。
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 Pulisanでなんと13年ぶりにダイビングを再開した私たち夫婦。Pulisanでは7本、このバンカでもまた潜ったのだが、なにせ波は荒いし、カレント(潮の流れ)もすごい。私は一度上下のカレントにまきこまれ、一気に5mくらい上にとばされ、ダイビングではじめて恐怖を味わった。その次のタンクでは思わずパニクりそうになったが、やはりダイビングは最高。ある日、このリゾートのオーナーのドクター・バトワが、食用に売ろうとしていた漁師からウミガメを2匹買い取り、海に放そうということにしたとのことで、そのうちの一匹を私たち家族が海に放つことに。波の荒い地域なので生き延びられるかはわからないとのことだが、ここがカメたちの新たなホームとなることを祈って、、、。

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インドネシア ジャングル

 Pulisanから、タンココというNatural Reserveにでかけた。ワシントン大学で猿の行動を研究しているというアメリカ人の女性に会う。National Parkになっていないので資金調達が難しく、自然保護が難しいのだとか。彼女は、人間に慣れた野生の猿の群れと、そうでない猿たちとの間で、ストレスがどの程度違うかを研究しているのだという。彼女の当初の予想と違って、人間に慣れた群れの方がストレスレベルが低いのだそうだ。Black Akaeの群れは、驚いたことに、私たちをみつけると自分たちからこちらに寄ってくる。
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さらにジャングルを進むと、ブッシュベイビーのような猿(名前わすれた!)がいる大木が。私たち以外にも観光客はおり、暗くなってからでないと外にでてこないため、みな(私も含めてなのだが)フラッシュをたく。研究者の彼女に「目は大丈夫なの?」ときくと苦笑して「難しい問題なのよ。観光客がこないことには、ここの自然を守るお金を集められない。でも観光客がくれば自然は確実にかわってしまうのよ。この猿たちが夜にしかでてこないのは、光に弱い目をもっているからなのよね。」と応える。自然保護の難しさを思った。
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 暗くなってから船で戻る。1時間弱かかるその間、私はずっと横になって星空を眺めていた。こんなに星があるのかと思うほど。急に娘が叫ぶ「ママみて、海が光っているよ」。蛍光性のプランクトンだ。カナダでフルムーンパドル(満月の晩にカイヤックで海にでること)をした時を思い出す。ひとかきするごとに海の表面が光っていたっけ。星空を見、光る海をみると、こんな景色に出会えるだけで、「生きているっていいなあ」と素直に思える。

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インドネシア 市場へ

 ハイランド地方への日帰り旅に、カトリンの案内ででかけることにした。マハウ火山への片道1時間の登山の後(気持ちよかった!)、Saturday Marketへ。竹の筒の中には、米、肉、野菜、ハーブ類などを入れて売っている。これを斜めにたてかけて下で火を燃やすと、竹の中までは焦げずに中の料理ができあがるのだとか。鍋代わりに竹を使っているわけ。でもここから食べ物を取り出すときって、どうやるんだろう。結構難しそうな気がするのだけれど、、。container.JPG

 さて、ちょいとグロイお話。ハイランド地方は、この間も書いたように中国系(ミナハサとよばれている)。机以外のよつ足は何でも食べるというだけあって、この市場にも、犬、パイソン(蛇)、こうもり!!などがたくさん売られていた。茶色い犬が一番おいしいのだそうで、売り場の裏手でバーナーで毛を焼いて黒こげにした状態で売る。ちょうど一匹犬が連れてこられて焼かれるところだったので、思わず目をそむけてしまった、、、。

 後でハイランド地方出身のダイブマスターにきいたところ、「前は犬も食べたけれど、体がすごく暑くなるから最近は食べてない。かなり辛口のカレーっぽい感じで食べるんだ。でもこうもりはすごくおいしいよ。とくに尾が白いこうもりなんて、ひゅ〜ってくらい旨い。鍋みたいにして食べる」とのこと。
 最後の日々に一度だけ、30万都市のマナドのスーパーに入ったら、こうもりとねずみの肉が豚や鶏とならんで売られていた。たしかに気持ち悪い!でも、オランダからきていた女性と話していた時、「あななたちはクジラを食べるんでしょ!」と顔をしかめられた。夫は実はクジラを食べるのに反対論者なんだが、咄嗟に「Yeah. You eat cows!」と言い返したのにはおそれいった。その女性のパートナーが、「それぞれの食文化てものがあるからね」で落ち着いたんだけどね。なかなか微妙な問題だ、、。

こうもり。羽は食べないらしい。この裏手に生きたこうもりをつるしてある檻があった。

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パイソン
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2005年08月24日

インドネシア話 農漁業

 Pulisanに住む人たちは、フィリピンから2世代ほど前にこの地に住み着いた人たちがほとんどなのだけれど、歴史的政治的な問題で、土地を所有することが許されていないのだとか。そのために、毎年実をつけるような果樹を植えることが許されず、1年ごとに収穫できるものしか植えられない上に土地がやせているので、生活が苦しいという。そんな事情もあってこの地域の人たちのほとんどは漁師で生計をたてている。「台湾の人たちが船で近くまできていて、いいものがあがると、彼らが陸にあがる前に買い占めてしまうから、ここのリゾートまではなかなかいい魚が届かないのよ」とカトリんは苦笑する。
 一方、途中ハイランドとよばれる地域に1日でかけたのだが、こちらは8000年(!)前にこの地に住み着いた中国系の人たちが住んでいて、肌の色や顔だちが私たち日本人に近い。このあたりは火山が多く、温泉も出るし、土地は肥沃でなんでも育つのだとか。山間部にも傾斜した斜面いっぱいにキャベツやにんじんや芋などさまざまなものが植えられている。人参畑の中に白いきれいな花がたくさんあるので何かきいたら、「次に植えるための種をとらなくちゃいけないでしょ。だから一部は収穫しないで花をさかせるのよ」。継続的に収穫しようとすればあたりまえのことなんだけれど、先進国とよばれる国々では、1世代しか収穫できない種が売られていたり、自家採種を禁じる契約があったりするから人参の花を見たことがなかったのかしらん、、、とちょっと複雑な気持ちに。この地方では、米は3回収穫できるのだそうだ。日本では1度だけだというと、驚いていた。
 
 しとめた魚をかついでいく漁師さん
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インドネシア日々の食事

Pulisanでは、前にも書いたように、地元の食材を使うのが基本。肉や魚料理は夜のみ1品、野菜がメイン(ランチは野菜のみ)。最近日本でも知名度をあげてきたテンペもよくでた。私は実はテンペだ〜いすき。ビール(ぬるいやつね)の肴に最高でとまらない。
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ある日のディナー。まずはスープが出る。バナナの花の炒めもの、テンペゴレン(テンペ揚げ)、イカンサンバル(魚にサンバルソースをかけたもの)、ご飯。

投稿者 yukako : 13:22 | コメント (0) | トラックバック

インドネシア:スパイスいろいろ

 話は戻るけれど、空港からPulisanに向かう間、梅干しをほしているような匂いがプンプン。ちょうど出る前に3日間ほしていたので慣れっこになっていたのだけれど、「あれ?ここインドネシアだよね」とふと我にかえって匂いの正体を探してみたら、道ばたに茶色い物体を干している家がた〜くさん。「イトゥ アッパ?」(あれなに?)ときくと、クローブなんだそうな。このあたりは、クローブ、バニラが特産で、バニラはいいものはみんな輸出用になって地元には残らないんだとか。私がそういうものに興味があると思ったらしく、その後は、シナモンの木、コーヒーの木、カカオの木など見つけると車をとめてくれるようになった。
干してあるクローブ
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カカオ
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幹の模様に注目。これがシナモンの木。この皮を削ったもの。
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コーヒーの木よ、と説明するカトリン。
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投稿者 yukako : 13:05 | コメント (0) | トラックバック

インドネシアの朝ご飯

 植木鉢で育てているプチトマトを朝食にだしたら、あまりの甘さに「ウマ〜ッ」と家族で感激。一人の昼は残っていた焼き鮭をほぐして、庭のシソをた〜っぷりと、お気に入りの養肝漬(伊賀の特産)とでお茶漬けサラサラ。このしょっぱさが、あ〜っしあわせ!
ココナッツまんじゅう
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どちらかというと左党の私でもおかわりしてしまった「ナガサリ」
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 始めに泊まったPulisanでの朝ご飯は毎日甘いもの一品のみ。その日によって、ココナッツを甘く煮たのが入ったお饅頭のようなのとか、バナナパンケーキとか、ナガサリ(バナナとタピオカの粉をまぜてバナナの粉に包んで蒸したもの)とか、サーターアンダギーのようなドーナッツとかが出る。子どもたちは大喜びで、パンケーキを5枚も食べたり、ドーナッツを6個も食べたり!手作りでおいしいのだけれど、夫と私は、さすがに毎日となると、「甘いものよりは、フルーツとかって方がいいんだけれどねえ」とぼやきながら、1つ2つつまむ。ここではインスタントのコーヒーしかなかったので、マーケットで買った大豆コーヒー(大豆をいって粉にしたものにお湯をそそぐ)を飲んだら、お腹すっきり!!!日本でも最近売られてきているけれど、かなりの高値なので、おみやげに買ってかえることに。

投稿者 yukako : 12:50 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月23日

帰ってきました

 インドネシアの北スラウェシに3週間でかけてきました。これからしばらくは、インドネシア報告になるかも。
 はじめの10日間は、Pulisanという村にあるドイツ人女性が経営しているバンガロー。生物学者としてこの地に赴任した後、村おこしの手伝いをしたい、といついてしまったカトリン。食材は地元でとれるものを使い、電気も夜4時間ほどしかつかない。お風呂はもちろんなく、水槽にためた水を頭からかぶって体を洗う。車が入る道はなく、ジャングルの中を15分歩いて到着すると、目の前は海。
 カトリンがこのバンガローを経営するもう1つの目的は、お金がなくて学業をあきらめなくてはいけない村の子どもたちのスポンサーを探すこと。私たち夫婦も、コンピューターを勉強したい15歳のゲイリーと、船乗りになりたい14歳のアンドレのスポンサーになることに決めた。ここの客は、ヨーロッパからの人がほとんど。みな、カトリンの活動に共感してやってきた人たちだ。私は名誉ある日本人第一号スポンサーだそうだ。
「おいしいblog」というタイトルなのになんですが、これがインドネシア風のトイレとお風呂(?)=カマルマンディ。水をくんで頭からザブ〜ン!日本の夏より涼しいのにこれははじめ結構つらかった。
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